特許
J-GLOBAL ID:200903091423456656

切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-111926
公開番号(公開出願番号):特開平6-320318
出願日: 1993年05月13日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【構成】 略円錐状の工具本体1の母線方向に沿って凹溝11が形成され、切刃チップ5Aを備えたスライダー16が摺動自在に装着されている。凹溝11の一方の壁面11aと、これに対向するスライダー16の一の側面とには、互いに密着し合って係合可能なセレーション溝12,16aが形成される一方、他方の壁面11bとスライダー16との間にはスライダー16を一方の壁面11a側に押圧してセレーション溝12,16a同士を係合せしめるクサビ部材13が着脱自在に介装されている。【効果】 凹溝11やスライダー16に厳密な成形精度を要求せずとも、その成形誤差を吸収してスライダー16の取付精度を十分に確保し、切刃チップ5Aの位置精度を維持しつつも、かかる部材の成形に要する労力等の軽減を図ることができる。
請求項(抜粋):
軸線回りに回転される略円錐状の工具本体に、この円錐の母線に沿って凹溝が形成され、この凹溝内には切刃チップを備えたスライダーが該凹溝に沿って摺動自在に装着されるとともに、上記工具本体の内部には、該工具本体と一体に回転可能、かつ上記軸線に沿って進退自在とされて、上記スライダーに係合して該スライダーを摺動せしめるカップリング部材が装入されて成る切削工具であって、上記凹溝の互いに対向する一対の壁面のうちの一方の壁面と、この一方の壁面に対向する上記スライダーの一の側面とには、互いに密着し合って係合可能なセレーション溝が上記母線の方向に延びるように形成される一方、上記一対の壁面のうちの他方の壁面と上記スライダーとの間には、上記凹溝の底面側に押し込まれることによって上記スライダーを上記一方の壁面側に押圧して上記セレーション溝同士を係合せしめるクサビ部材が着脱自在に介装されていることを特徴とする切削工具。

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