特許
J-GLOBAL ID:200903091428493002
受信装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-212351
公開番号(公開出願番号):特開2002-026788
出願日: 2000年07月13日
公開日(公表日): 2002年01月25日
要約:
【要約】【課題】 LMSと演算量がほぼ同等な簡単なアルゴリズムを用い、かつ、高速にウエイトが収束する適応アレーダイバーシティの受信装置を提供すること。【解決手段】 アンテナ1で信号を受信し、受信された信号を高周波回路21、バンドパスフィルタ22、自動利得制御(AGC)増幅器23、準同期検波器25と通過させて、受信信号の同相および直交成分をそれぞれ実部および虚部に対応させた複素ベースバンド信号を得る。ウエイト計算部30では1シンボル遅延したウエイトと複素ベースバンド信号と複素共役誤差信号とステップサイズ関数を用い、各ブランチの複素ウエイトを計算する。可変ゲインLMS(VLMS)をウエイト更新アルゴリズムに使用し、且つ適応的に可変ゲインパラメータおよびウエイト計算における初期値を変更することにより、通常のLMSと同程度の演算量で収束速度を高速化できる。
請求項(抜粋):
複数のアンテナと、前記アンテナ毎に設けられ、前記アンテナで受信された高周波信号もしくは前記高周波信号を周波数変換した中間周波信号が供給され、前記高周波信号もしくは前記中間周波信号の公称搬送波周波数と大略等しい周波数のローカル信号により前記高周波信号もしくは前記中間周波信号を直交検波し、同相および直交成分のベースバンド信号を出力する準同期検波器と、前記ベースバンド信号の同相および直交成分をそれぞれ複素数の実数部および虚数部として、前記ベースバンド信号に複素数のウエイトを乗じて加算合成する合成手段と、前記合成手段により加算合成された合成ベースバンド信号から送信シンボルを判定する判定手段と、受信信号に含まれる既知の信号部分、および前記判定手段の判定結果に対応するベースバンド信号を、参照信号として発生させる参照信号発生手段と、前記合成ベースバンド信号と前記参照信号との誤差信号を出力する誤差検出手段と、前記誤差信号と前記ベースバンド信号から前記ウエイトを算出するウエイト計算手段とを有し、前記ウエイト計算手段は前記ウエイトを逐次的に更新し、前記各アンテナに対応する前記各ウエイトの更新量を、前記誤差信号、ステップサイズ関数、および前記各アンテナに対応する前記各ベースバンド信号の積とし、前記ステップサイズ関数の絶対値は時間と共に一定値に収束し、前記ステップサイズ関数の初期値の絶対値は前記収束した一定値よりも大であるとし、前記各アンテナに対応する受信信号強度値の合計がしきい値よりも大きい場合は、前回受信したスロットの前記ウエイトの値を次回受信するスロットの前記ウエイト計算手段における前記ウエイトの初期値として使用し、前記受信信号強度値の合計値が前記しきい値より小さい場合は、前記ウエイト計算手段における前記ウエイトの初期値を零とすることを特徴とする受信装置。
IPC (3件):
H04B 7/08
, H01Q 3/26
, H04J 3/00
FI (3件):
H04B 7/08 D
, H01Q 3/26 Z
, H04J 3/00 J
Fターム (31件):
5J021AA05
, 5J021AA06
, 5J021CA06
, 5J021DB02
, 5J021DB03
, 5J021EA04
, 5J021FA14
, 5J021FA15
, 5J021FA16
, 5J021FA17
, 5J021FA20
, 5J021FA32
, 5J021GA02
, 5J021HA05
, 5J021HA10
, 5K028AA11
, 5K028BB04
, 5K028CC02
, 5K028CC05
, 5K028DD01
, 5K028DD02
, 5K028HH03
, 5K028LL12
, 5K028MM12
, 5K028SS11
, 5K059CC03
, 5K059CC04
, 5K059CC07
, 5K059DD32
, 5K059DD35
, 5K059EE02
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