特許
J-GLOBAL ID:200903091432344720
上皮増殖因子受容体及びHER2-neu遺伝子発現並びにそれらのレベルと生存との相関関係を決定する方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
青木 篤
, 石田 敬
, 古賀 哲次
, 渡辺 陽一
, 西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-546761
公開番号(公開出願番号):特表2004-536561
出願日: 2001年11月09日
公開日(公表日): 2004年12月09日
要約:
本発明は、医学において有用な予後方法、特にガンの化学療法に関する。本発明の目的は、固定され、又は固定されてパラフィン包埋された組織中のHER2-neu及び/又はEGFRの発現レベルを評価するための方法を提供し、そして、患者の腫瘍細胞中のHER2-neu及び/又はEGFR mRNAの量を試験し、そしてそれをそれらの遺伝子の規定の閾値の発現レベルと比較する事によって、受容体チロシンキナーゼを標的とした化学療法による処置に対する、患者の腫瘍の推定される感度を予後判定することである。更に具体的には、本発明は、オリゴヌクレオチドプライマー対EGFR及びHER2-neu並びにEGFR及びHER2-neu mRNAのそれぞれのレベルを検出するためのそれらの使用を含んで成る方法を提供する。
請求項(抜粋):
患者の腫瘍を処置するために、受容体チロシンキナーゼを標的とした薬剤を含んで成る化学療法による養生法を決定するための方法であって、
(a)腫瘍の組織試料を入手し;
(b)前記腫瘍に対応する非悪性の組織試料を入手し;
(c)腫瘍の試料及び非悪性の試料からmRNAを単離し;
(d)EGFR腫瘍の増幅試料及びEGFRの非悪性の増幅試料、又はHER2-neu腫瘍の増幅試料及びHER2-neuの非悪性の増幅試料を得るために、ストリンジェントな条件下でEGFR遺伝子の領域とハイブリダイズするオリゴヌクレオチドプライマー対、又はストリンジェントな条件下でHER2-neu遺伝子の領域とハイブリダイズするオリゴヌクレオチドプライマー対を用いて、前記mRNAを増幅にかけ;
(e)HER2-neu腫瘍の増幅試料及びHER2-neuの非悪性の増幅試料中のHER2-neu mRNAの量を決定し、又はEGFR腫瘍の増幅試料及びEGFRの非悪性の増幅試料中のEGFR mRNAの量を決定し;
(f)ディファレンシャルなHER2-neuの発現レベルを入手し、又はディファレンシャルなEGFRの発現レベルを入手し;そして
(g)ディファレンシャルなHER2-neuの発現レベルとHER2-neu遺伝子の発現についての閾値とを比較し、又はディファレンシャルなEGFRの発現レベルとEGFR遺伝子の発現についての閾値とを比較することによって、化学療法による養生法を決定すること、
を含んで成る方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (31件):
4B024AA01
, 4B024AA11
, 4B024BA10
, 4B024BA63
, 4B024CA09
, 4B024CA12
, 4B024CA20
, 4B024HA11
, 4B024HA13
, 4B024HA14
, 4B063QA01
, 4B063QA19
, 4B063QA20
, 4B063QQ02
, 4B063QQ08
, 4B063QQ27
, 4B063QQ53
, 4B063QQ79
, 4B063QR08
, 4B063QR32
, 4B063QR35
, 4B063QR40
, 4B063QR42
, 4B063QR56
, 4B063QR62
, 4B063QS16
, 4B063QS25
, 4B063QS34
, 4B063QS36
, 4B063QX01
, 4B063QX02
引用文献:
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