特許
J-GLOBAL ID:200903091440621717

生分解性の徐放性製剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-087107
公開番号(公開出願番号):特開平11-286402
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 持続性を有して生物に対し、誘引、忌避、殺傷効果を有する農薬を、環境に対して考慮した形にて、初期放出を極力抑制するとともに放出持続性を発揮させることにより、経済性に配慮した形で提供することを目的とする。【解決手段】 農薬成分となる揮発性有機化合物と、基材となる生分解性高分子材料と、必要に応じてこれも生分解性の有機化合物を主体とした添加剤よりなる徐放性製剤であって、該揮発性有機化合物の農薬製剤中における拡散係数等の物理定数によって、放出持続期間を規定できる代表半径を決定した構造を有する生分解性の徐放製剤。
請求項(抜粋):
室温大気中にて揮発性を有しかつ生物に対して作用する揮発性有機化合物と生分解性高分子材料を主体とする基材材料を含む農薬製剤であって、揮発性有機化合物が基材材料内における拡散係数D[cm2/sec] 及び表面移動速度係数F[1/cm]から、室温条件下のもとで、30日間経過後の揮発性有機化合物の初期濃度に対する残存濃度が10重量%以下になるように、製剤の半径Rを式(I):【数1】 R=√{D/2.5×10-7/10 (0.0002/(F-0.0023))}・・・(I)によって与えることを特徴とする生分解性の徐放性製剤。
IPC (5件):
A01N 25/10 ,  C08K 5/10 ,  C08L 67/00 ,  C08L 71/02 ,  A01N 33/02
FI (5件):
A01N 25/10 ,  C08K 5/10 ,  C08L 67/00 ,  C08L 71/02 ,  A01N 33/02

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