特許
J-GLOBAL ID:200903091440978186
メンブレンクロマトグラフィーによるビタミンK依存性蛋白の精製
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
塩澤 寿夫 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-515975
公開番号(公開出願番号):特表平9-506256
出願日: 1994年12月07日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】例えば PPSB 製剤のような、プロテインC、プロテインS、第2因子、第7因子、第9因子及び/又は第10因子を始めとするウィルス不活性化されたビタミンK依存性血漿成分並びにそれらの組み合わせを含む薬剤を製造する方法であって、これらの成分を含む原料を好ましくはメンブレンクロマトグラフィー法を用いた適当な分離操作にかける方法が開示されている。
請求項(抜粋):
例えば PPSB 製剤のような、プロテインC、プロテインS、第2因子、第7因子、第9因子及び/又は第10因子を始めとするウィルス不活性化されたビタミンK依存性血漿成分並びにそれらの組み合わせを含む薬剤を製造する方法であって、これらの成分を含む原料を以下の処理工程: a)分離すべき成分を含む原料の、ばらのバルク状態、メンブレン上、及び/又はコンパクトディスク上の陰イオン交換材料による、相対的に低いイオン強度の条件下での固体相抽出、得られた流出液の除去、及び必要に応じてさらに他の物質の回収処理のためのこの流出液の供給; b)固体相に吸着した物質の溶出; c)任意で、溶出液を含むフラクションのイオン強度及び/又は pH 値のその後の精製工程の条件への調整; d)陰イオン交換メンブレンクロマトグラフィー、プロテインC及びプロテインSを始めとするビタミンK依存性血漿成分に対して高いアフィニティを有する固定化された高分子量又は低分子量物質によるアフィニティメンブレンクロマトグラフィー又は疎水性相互作用クロマトグラフィー; e)イオン強度、極性及び/又は pH 値を変化させて段階的に溶出することによる個々の成分のフラクション化; f)任意で、メンブレンアフィニティクロマトグラフィー; g)任意で、取り去られていなかった産物を含む溶出液の採収、及び任意で、適当なアフィニティ材料を使用する工程 f) を繰り返すことによりその溶出液をさらにフラクション化すること; h)アフィニティ結合を逆転させる条件下における上記アフィニティ材料に結合した物質の溶出、次いで溶出液の濃縮、及びアフィニティ材料からの溶出に使用した薬剤の量の任意の減量化;にかけ、かつイオン性及び/又は非イオン性洗剤によるウィルス不活性化がクロマトグラフィー精製の各工程の前に行われ、且つ/又はウィルス不活性化が熱処理によって行われ、且つ/又は適当な段階でウィルス除去のための濾過によって行われる方法。
IPC (8件):
C12N 9/64
, A61K 35/16 ACA
, A61K 38/43
, A61K 38/46
, C07K 1/18
, C07K 1/22
, C07K 1/34
, C07K 14/745
FI (8件):
C12N 9/64 Z
, A61K 35/16 ACA
, C07K 1/18
, C07K 1/22
, C07K 1/34
, C07K 14/745
, A61K 37/465
, A61K 37/54
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平4-295432
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特開平1-207239
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特開昭60-051116
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