特許
J-GLOBAL ID:200903091447402816

デジタルカラー画像の量子化方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-024527
公開番号(公開出願番号):特開平5-282435
出願日: 1993年02月12日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】 計算的複雑性を減少させたデジタルカラー画像の量子化メカニズムを提供する。【構成】 デジタルカラー画像の量子化メカニズムは、ベクトルからクロミナンス及び輝度値を順次引き出すベクトル量子化の順次積コードを用い、クロミナンス/輝度カラー空間の分割された領域内でそれらの特徴の状態分布に基づき、該クロミナンス及び輝度の特徴を量子化する。このメカニズムは、輝度,クロミナンス(Y,Cb,Cr)空間座標のオリジナル・デジタルカラー画像のヒストグラムを、複数の輝度-クロミナンス小領域もしくはカラー空間セルに順次分割し、分割されたセルの各々は、再形成されたカラー画像のカラー構成がそれを通して画成される出力パレットと結合する。その軸の分割の順序を決定するために分割基準が用いられる。低い空間アクティビティに対する人間視覚システムの向上した感度のために、輝度軸に沿った分割基準は、分割されるべき輝度-クロミナンス領域対象の平均空間アクティビティに反比例して基準化され、又は重み付けされる。
請求項(抜粋):
第1デジタルカラー画像を、第2デジタルカラー画像に変換する方法であって、上記第1デジタルカラー画像は、第1のコード化されたカラー解像度の第1の輝度及びクロミナンスのそれぞれのコードにコード化された各画素のカラー成分を有し、また上記第2デジタルカラー画像は、前記第1デジタルカラー画像のカラー解像度とは異なる第2のコード化されたカラー解像度でコード化された各画素のカラー成分と、人間視覚システムに好適な画質を有するカラー画像を再形成するように選定されたカラーコードと、を有していて、(a)前記第1デジタルカラー画像を、複数の空間的に隣接する画素グループに細分割する工程と、(b)工程(a)において細分割された各画素グループに対して、それに結合する第1輝度代表コードから、輝度アクティビティ値を得る工程と、(c)前記第1の輝度及びクロミナンスのそれぞれのコードのヒストグラムを生成する工程と、(d)工程(b)において得られた前記輝度アクティビティ値を、工程(c)において生成された前記ヒストグラムと結合する工程と、(e)前記ヒストグラムを、前記第1デジタルカラー画像の前記クロミナンス成分と結合する軸に沿って、前記ヒストグラムのクロミナンス成分に基づき、ヒストグラム・クロミナンス領域に分割する工程と、(f)前記ヒストグラム・クロミナンス領域を、前記第1デジタルカラー画像の前記クロミナンス成分と結合する軸に沿って、前記ヒストグラム・クロミナンス領域内の前記輝度アクティビティ値の配分に基づき、ヒストグラム・輝度-クロミナンス領域に分割する工程と、(g)各前記ヒストグラム・クロミナンス及び輝度領域に対して、クロミナンス成分及び輝度アクティビティがそれぞれ前記ヒストグラム・クロミナンス及び輝度領域内に分配される態様で、クロミナンス及び輝度出力コードのセットを得る工程と、(h)工程(g)において得られた前記クロミナンス及び輝度出力コードに従って、第2デジタルカラー画像の画素のカラー成分を画定する工程と、を含んでいることを特徴とするデジタルカラー画像の量子化方法。
IPC (3件):
G06F 15/66 310 ,  G06F 15/68 310 ,  G09G 5/06
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭64-006456
  • 特開昭64-006456
  • 化粧板取付方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-167225   出願人:ナシヨナル住宅産業株式会社

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