特許
J-GLOBAL ID:200903091447807611

協調サーバ群動作方法、サーバ及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-353077
公開番号(公開出願番号):特開平11-184832
出願日: 1997年12月22日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 分散サーバネットワークにおいて協調しているサーバ群に新たにサーバが参加又は離脱する場合にその前後で同一オブジェクトに関して問い合わせ情報を引続き利用することができるようにする。【解決手段】 全てのサーバが、オブジェクト名をインデックスに変換する手段、当該インデックスとそれが付与されているサーバ名とを対応させる対応テーブル、対応テーブルの更新を制御する手段、重複問い合わせ先サーバテーブル、重複問い合わせ先サーバテーブルの更新を制御する手段、及び/又は、サーバ間で通信を行う手段を含む。
請求項(抜粋):
複数のオブジェクトを保有し他のサーバに対してオブジェクトの存在の有無を問い合わせる機能を有する複数のサーバが通信網に接続され、それらのサーバが相互に問い合わせを行うことにより協調動作する分散サーバネットワークにおける協調サーバ群動作方法であって各サーバにインデックス(ビット列)の集合からなるインデックス集合中のインデックスを一対一に対応して付与し、各サーバは一つのオブジェクト名をインデックス集合の要素のいずれか一つに対応させ、更に各インデックスとそれを付与されているサーバとを対応させる対応テーブルを有し、オブジェクトの数がインデックス集合に含まれるインデックスの数より多い場合は同一インデックスに対して複数の異なるオブジェクト名を対応させ、新たに一つのサーバ(A)が協調サーバ群(S)に加わる場合は、新しいサーバ(A)は既に協調しているサーバ群(S)の任意の一つのサーバ(B)に対して参加を依頼し、依頼されたサーバ(B)は協調サーバ群(S)に含まれる他のサーバ(C)を選択しそのサーバ(C)のインデックス(c)をその最上位に1ビット付加しその値を0としたもの(0c)とし、新しいサーバ(A)のインデックスをそのインデックス(c)の最上位に値1の1ビットを付加したもの(1c)とし、依頼されたサーバ(B)はこのようにして決定された他のサーバ(C)と新しいサーバ(A)とのインデックスをサーバ群(S)の全てのサーバに通知し、全てのサーバに関するインデックス情報を新しいサーバ(A)に通知し、サーバ群(S)の全てのサーバは通知されたインデックスに基づいて対応テーブルを更新し、新しいサーバ(A)は対応テーブルを作成し、一つのサーバ(A)がサーバ群(S)の分散協調関係から離脱する場合は、サーバ群(S)の離脱するサーバ(A)以外の一つのサーバ(P)が離脱するサーバ(A)の離脱を認識すると、認識したサーバ(P)は、離脱するサーバ(A)のインデックス(a)の最上位の1ビットを反転させたビット列を含むインデックスが二つ以上存在するか否かをチェックし、一つのサーバ(B)だけならばそのサーバ(B)のインデックスをそれから最上位ビットを除いたものに更新し、そのサーバ(B)の新しいインデックス及び離脱するサーバ(A)が離脱する旨の情報をサーバ群(S)の全てのサーバに通知し、サーバ群(S)の全てのサーバは通知されたインデックスに基づいて対応テーブルを更新し、一方、離脱するサーバ(A)のインデックス(a)の最上位の1ビットを反転させたビット列を含むインデックスが二つ以上存在すれば、離脱するサーバ(A)のインデックス(a)の最上位ビットを反転させたビット列を含む最大ビット長のインデックス(c)を持つサーバ(C)を一つ選択し、そのサーバ(C)のインデックスを離脱するサーバ(A)のインデックス(a)に付け替え、最大ビット長のインデックス(c)の最上位ビットを反転させたインデックスを持つサーバ(D)のインデックス(d)をその最上位ビットを除いたものに付け替え、離脱を認識したサーバ(P)がこれらのインデックス情報をサーバ群(S)の全てのサーバに対して通知し、通知を受けたサーバはそれに基づいて対応テーブルを更新することを特徴とする協調サーバ群動作方法。
IPC (4件):
G06F 15/177 ,  G06F 12/00 545 ,  G06F 13/00 355 ,  G06F 13/00 357
FI (4件):
G06F 15/16 400 S ,  G06F 12/00 545 B ,  G06F 13/00 355 ,  G06F 13/00 357 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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