特許
J-GLOBAL ID:200903091447963338

ウエビング巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-156235
公開番号(公開出願番号):特開平8-253103
出願日: 1995年06月22日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】【目的】 エンドロック状態を容易にかつ確実に解消することができ、また、それを簡単な構造で実現する。【構成】 いわゆるエンドロック状態が生じた場合、ウエビングを引き出してVギヤ34をウエビング引出方向(矢印A)へ回転させた後にウエビングを巻き取ってVギヤ34をウエビング巻取方向へ回転させると、クラッチディスク38と一体に回転する作動部114がフェイントレバー100の第2係合部108と係合してクラッチディスク38の復帰回転が阻止され、Vギヤ34が先行してウエビング巻取方向へ回転して裏歯104がパウル46を押し下げてパウル46と外歯44との係合が解除された後に、作動部114と第2係合部108との係合が解除されてクラッチディスク38が原位置へ復帰回転する。
請求項(抜粋):
回転可能とされてウエビングを引き出し巻き取り自在とするスプールと、このスプールをウエビング巻取方向へ付勢する巻取付勢手段と、前記スプールと一体に回転し、周部に係合歯を有する回転部材と、この回転部材と同軸状とされて回転可能な作動部材と、この作動部材に設けられ、係合歯と係脱自在とされ、車両急減速に対応する加速度の作用によって係合歯と係合し、係合状態では回転部材のウエビング引出方向回転によって作動部材をウエビング引出方向へ回転させる係合爪と、前記作動部材のウエビング引出方向回転により作動し、ウエビングの引き出しを阻止する阻止手段と、前記係合爪の係合歯との係合状態でウエビングを引き出して回転部材をウエビング引出方向へ回転させた後にウエビングを巻き取って回転部材をウエビング巻取方向へ回転させるときに作動部材を原位置へ復帰回転させるべく付勢する作動部材付勢手段と、前記作動部材の復帰回転を、回転部材のウエビング巻取方向回転より遅らせ、係合爪の係合歯との係合を解除する遅れ手段と、を備えたことを特徴とするウエビング巻取装置。
IPC (2件):
B60R 22/36 ,  B60R 22/40
FI (2件):
B60R 22/36 ,  B60R 22/40

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