特許
J-GLOBAL ID:200903091454705310

Sn-Ti系化合物を含むSn基合金、その製造方法、及びそれを用いたNb3Sn超電導線材の先駆体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-121195
公開番号(公開出願番号):特開2002-317232
出願日: 2001年04月19日
公開日(公表日): 2002年10月31日
要約:
【要約】【課題】 微細な粒状のSn-Ti系化合物がSn基合金中に均一に分散し、更に鋳造に際してインゴットに引け巣が生じないSn-Ti系化合物を含むSn基合金、及びその製造方法を提供すること。【解決手段】 本発明は、真空、または不活性ガス雰囲気下で、Snを1300〜1500°Cに加熱溶融し、これに0.1〜5%のTiを添加して加熱溶融し、この溶湯を直接または受け口を介して銅製の鋳型に鋳込む、微細なSn-Ti系化合物を含むSn基合金の製造方法、この方法で得られた0.1〜5%のTiを含み、かつSn-Ti系化合物の最大粒径が30μm以下で、平均粒径が20〜15μmのSn-Ti系化合物を含むSn基合金、並びにこのSn基合金を使用した内部拡散法によるNb3Sn線材の先駆体である。【効果】 このSn基合金を使用して作られた内部拡散法によるNb3Sn線材は、優れた超電導特性を示す。また、本発明の方法によれば、インゴットの製造時に引け巣の発生がない。
請求項(抜粋):
Snに対して重量基準で0.1〜5%のTiが添加されたSn-Ti系化合物を含むSn基合金において、そのSn-Ti系化合物粒子の最大粒径が30μm以下で、かつ平均粒径が20〜15μmの範囲にあるSn-Ti系化合物を含むことを特徴とするSn基合金。
IPC (4件):
C22C 13/00 ,  B22D 21/00 ,  B22D 23/00 ,  H01B 13/00 565
FI (4件):
C22C 13/00 ,  B22D 21/00 Z ,  B22D 23/00 C ,  H01B 13/00 565 F
Fターム (4件):
5G321AA11 ,  5G321CA31 ,  5G321CA32 ,  5G321DC06
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平2-073930
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-073930

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