特許
J-GLOBAL ID:200903091463197866

新規抗体、イムノアッセイおよび前立腺癌検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 朝日奈 宗太 ,  佐木 啓二 ,  秋山 文男 ,  田中 弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-530851
公開番号(公開出願番号):特表2004-509934
出願日: 2001年09月26日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
本発明は、抗体であって、ヒトの1本鎖で完全な、すなわち内部で開裂していない、成熟型および/またはチモーゲン型前立腺特異抗原(SCINT PSA)に高い親和性で結合する抗体に関する。非開裂型PSAでの免疫感作により得られ、そして完全型と内部開裂型との特異な反応性によって選択される該抗体は、ニックの入ったPSA(PSA-N)と結合しない(該PSA-NはSCINT PSAの内部ペプチド結合開裂により2本鎖または多重鎖のPSAとなることにより形成される)。本発明はさらに、イムノアッセイならびに、良性前立腺過形成(BPH)患者および/または前立腺癌(PCa)でない健康な男性被験者からPCa患者を、無痛性PCa患者から攻撃性PCa患者を、および/または前立腺外延長患者および/またはリンパ節もしくは骨髄への転移進展を有する患者から臨床的に局在化されたおよび/または場所的に限られたPCaの患者を、該抗体を用いて識別する方法に関する。
請求項(抜粋):
ヒトの1本鎖で、完全な、すなわち内部で開裂していない、成熟型および/またはチモーゲン型の前立腺特異抗原(SCINT PSA)と高い親和性で結合する抗体であって、非開裂型のPSAでの免疫感作により得られ、そして完全な形態のものと内部で開裂した形態のものとの特異な反応性によって選択され、ニックの入ったPSA(PSA-N)と結合しない抗体(該PSA-Nは、SCINT PSAの内部でペプチド結合開裂して2本鎖または多重鎖のPSAとなることにより形成される)であることを特徴とする抗体。
IPC (4件):
C07K16/18 ,  G01N33/531 ,  G01N33/543 ,  G01N33/574
FI (4件):
C07K16/18 ,  G01N33/531 A ,  G01N33/543 515D ,  G01N33/574 A
Fターム (4件):
4H045AA11 ,  4H045CA40 ,  4H045DA76 ,  4H045EA51
引用特許: 引用文献:
審査官引用 (2件)

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