特許
J-GLOBAL ID:200903091466248224

ポリプロピレン系樹脂組成物及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊地 精一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-306450
公開番号(公開出願番号):特開平9-124857
出願日: 1995年10月30日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 高結晶化度を維持しながらゴムの微分散化及びタルクの均一分散を図ることによる剛性、耐熱性と耐衝撃性のバランス(特にHDTと低温インパクトとのバランス)に優れ、高MFRで強度に優れているポリプロピレン系樹脂組成物の提供。【解決手段】 (A)MFRが100〜1000g/10分であり、アイソタクティックペンタッド分率(P)が0.980以上であるポリプロピレン樹脂40〜85wt%、(B)10wt%を越えるエチレンと炭素数3以上のアルファオレフィンからなる部分を含む共重合体50〜10wt%、(C)タルク3〜25wt%とからなる組成物であって、(1)組成物全体のMFRが25g/10分以上であり、かつ(2)(C)のタルクの分散パラメーター(σ)が4.5以下であるポリプロピレン系樹脂組成物。
請求項(抜粋):
(A)MFRが100〜1000g/10分であり、プロピレン連鎖のアイソタクティックペンタッド分率(P)が0.980以上であるポリプロピレン樹脂(本樹脂組成物中に含まれるポリプロピレン樹脂全部を混練した結果のもの)40〜85wt%、(B)10wt%を越えるエチレンと炭素数3以上のアルファオレフィン[但しプロピレンは多くとも80wt%]からなる部分を含む一種類以上の共重合体からなる成分50〜10wt%(ただしここでいうエチレンと炭素数3以上のアルファオレフィンとは、原料モノマーに限定されず共重合体が構造単位として有しているものをいう。)、(C)タルク3〜25wt%とからなる組成物であって、(1)組成物全体のMFRが25g/10分以上であり、かつ(2)(A)と(B)からなる樹脂成分中での(C)のタルクの分散パラメーター(σ)(横軸をタルクの面積分率、縦軸を頻度で表し、ガウス分布で近似した時の標準偏差である。)が4.5以下であることを特徴とするポリプロピレン系樹脂組成物。
IPC (6件):
C08L 23/12 LCD ,  C08K 3/34 KEF ,  C08L 9/06 LBG ,  C08L 23/08 LCE ,  C08L 23/16 LCY ,  C08L 53/02 LLY
FI (6件):
C08L 23/12 LCD ,  C08K 3/34 KEF ,  C08L 9/06 LBG ,  C08L 23/08 LCE ,  C08L 23/16 LCY ,  C08L 53/02 LLY
引用特許:
審査官引用 (2件)

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