特許
J-GLOBAL ID:200903091469681409
データ障害処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-063840
公開番号(公開出願番号):特開平8-263453
出願日: 1995年03月23日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】 メインメモリ,システムキャッシュおよびそれらを接続するシステムバスで発生する訂正不可障害データの伝搬,および持ちまわりに伴う、余分な障害検出,報告を抑止するとともに、不正データを参照するプロセッサに対しては、確実にエラーを通知する。【構成】 データとECCによって得られるシンドロームに対して任意にチェック抑止パターンを設定し、訂正不可エラーを検出した場合にシンドロームが上記チェック抑止パターンとなるようにECCを変換する機能108,109,158,159を持つ。データとECCとチェックする際、シンドロームがチェック抑止パターンと一致110,111,160,161した場合は、障害報告を抑止112,113,162,163し、データを返す要求元のプロセッサに対しては、エラーを通知164,165する。
請求項(抜粋):
メインメモリ,システムキャッシュおよび、それらを複数個接続することができるシステムバスまたはインタフェースのそれぞれに、ECCによる誤り訂正・エラー検出機能を有しているマッチプロセッサシステムにおけるデータ障害処理装置において、データとECCから生成するシンドロームに対して、使用していないシンドロームの任意のパターンをチェック抑止パターンとして割り当てておき、メモリ,キャッシュおよびシステムバスのデータに対して、訂正不可の障害を検出した場合に、シンドロームが前記チェック抑止パターンとなるようにECCを変換して、メモリおよびキャッシュに格納するECC変換手段と、データのチェック時にデータとECCから生成したシンドロームが、前記チェック抑止パターンに該当することを検出するチェック抑止パターン検出手段と、この場合には障害報告を抑止する障害報告抑止手段と、要求元のプロセッサに対して出力するデータでエラーが検出された場合に、シンドロームが訂正不可パターンの場合もしくはチェック抑止パターンの場合は、要求元のプロセッサに対してエラーの発生を通知するエラー発生通知手段とを有することを特徴とするデータ障害処理装置。
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