特許
J-GLOBAL ID:200903091473230900

調和減速歯車とこれを用いた安全ベルト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 砂場 哲郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-305384
公開番号(公開出願番号):特開2000-170850
出願日: 1999年10月27日
公開日(公表日): 2000年06月23日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構造の減速歯車とすることにより、安全ベルト装置におけるベルト巻取器を安価で軽量なものとする。【解決手段】 外歯部材(14)の補完する開口(13)内に噛み合う駆動側の偏心体(12)と、ハウジング側に固定され外歯部材(14)の周囲に配置され、外歯部材(14)が、偏心体(12)が回転する際に、その歯面上に沿って偏心体(12)の回転方向と反対方向に転動する内歯リング(15)とからなる調和減速歯車において、外歯部材(14)を2本のほぼ直径方向に反対側に位置する歯(16,17)を有する構造とした。これにより偏心体(12)の回転時の各状態において一方の歯(16)が内歯リング(15)の歯谷部(18)内へ押し入れられるとともに、他方の歯(17)が前記内歯リング(15)からはずれ、前記偏心体(12)の回転方向と反対向きに転動し、前記偏心体(12)の更なる回転により前記他方の歯(17)が歯谷部に押し入れられ、前記一方の歯(16)が歯谷部からはずれるという動作を引き続き連続させるようにした。
請求項(抜粋):
外歯部材(14)の補完する開口(13)内に噛み合う駆動側の偏心体(12)と、ハウジング側に固定され外歯部材(14)の周囲に配置され、前記外歯部材(14)が、前記偏心体(12)が回転する際に、その歯面上に沿って偏心体(12)の回転方向と反対方向に転動する内歯リング(15)とからなる調和減速歯車において、前記外歯部材(14)は、数本の、好ましくは2本のほぼ直径方向に反対側に位置する歯(16,17)を有し、前記偏心体(12)の回転時の各状態において一方の歯(16)が内歯リング(15)の歯谷部(18)内へ押し入れられるとともに、他方の歯(17)が前記内歯リング(15)からはずれ、前記偏心体(12)の回転方向と反対向きに転動し、前記偏心体(12)の更なる回転により前記他方の歯(17)が歯谷部に押し入れられ、前記一方の歯(16)が歯谷部からはずれるという動作を引き続き連続させるようにしたことを特徴とする調和減速歯車。
IPC (3件):
F16H 1/32 ,  B60R 22/34 ,  B60R 22/36
FI (3件):
F16H 1/32 B ,  B60R 22/34 ,  B60R 22/36

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