特許
J-GLOBAL ID:200903091482247874

超音波ドップラー流速・流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三宅 宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-024662
公開番号(公開出願番号):特開平10-221141
出願日: 1997年02月07日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 水路の流速分布の乱れや泡による突発的なデータによる誤動作をなくす。表面波による誤動作をなくす。センサの前面に堆積するごみや泥による計測誤差をなくす。【解決手段】 送信信号と受信信号を混合部11で混合し、検波回路5で検波する。フィルタ部6で両信号の差信号としての変移周波数信号を取り出し、FFT部7でスペクトル変換する。変換結果を演算部8で移動平均する((b)図)。ピーク山の検出のための比較を周波数の最大値Nmaxより始め、第1のピーク山Np1 を検出した後、パワー値Mean・fft(N)がピーク山Np1 のパワー値Mean・fft(Np1 )に対する比率で1/2以下になると比較を中止する。第1のピーク山Np1 の周波数を平均流速に換算し流量を演算する。
請求項(抜粋):
液体が流れる水路(1)と、該水路(1)の底面、中央またはごみや泥を避けるために底面、中央より側面方向に寄ったところに設置された超音波の送信子と受信子とからなるセンサ(2)と、送信子に高周波を供給する駆動回路(3)と、受信信号の増幅部(4)と、受信信号と送信信号を検波する検波回路(5)と、受信信号と送信信号の差信号としての偏移周波数信号を取り出すフィルタ部(6)と、偏移周波数信号をスペクトル変換するスペクトル変換部としてのFFT部(7)と、FFT部(7)で得たスペクトルから流速換算する演算部(8)と、必要に応じて設けられる測定結果の表示部(9)とを具備し、FFT部(7)でフーリエ変換した結果を単純加算平均したスペクトルのパワー値をfft(N)とする周波数fnのある点Nの前後に幅MnをもってN-MnからN+Mnの間で周波数のパワーの平均値Mean・fft(N)を取り、その点Nの元来のパワー値fft(N)に置き換える。Nを零と最大値Nmaxとの間で同様にして平均値に置き換えて移動平均すると共に、こうして移動平均したスペクトルのピーク山に基づいて流速・換算することを特徴とする超音波流速・流量計。
IPC (2件):
G01F 1/66 103 ,  G01P 5/00
FI (2件):
G01F 1/66 103 ,  G01P 5/00 C
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特表平6-507720
  • 特公平7-003350
  • 特開平2-264828
審査官引用 (3件)
  • 特表平6-507720
  • 特公平7-003350
  • 特開平2-264828

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