特許

J-GLOBAL ID：200903091487050246

楕円積和演算計算方法、楕円積和演算計算装置及び楕円積和演算計算プログラムを記録した記録媒体

発明者： 首藤 啓樹
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 鈴木 誠
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-346591
公開番号（公開出願番号）：特開2000-155526
出願日： 1998年11月19日
公開日（公表日）： 2000年06月06日
要約：

【要約】【課題】 暗号計算などに利用される楕円積和演算の高速化を実現する。【解決手段】 楕円曲線上の相異なる二点PとQの積和演算T=cP+dQを求めるとした場合、最初、T=0を初期設定した後、i=,k-1,...,2,1,0の順番に、順次、(c2i+1c2ic2i-1d2i+1d2id2i-1)を選択し、その値に応じて、楕円演算の種類とその演算順序を場合分けし、i=0のときの最終演算結果Tを求める解とする。

請求項（抜粋）：

pを素数とする素体Fpとし、【数1】で定義される素体Fp上の楕円曲線Ep上の相異なるn個の点をP1〜Pnとし、互いに独立なn個の整数mi(i=1,2,・・・,n)とした場合、n個の整数miを【数2】のように2進数表現して、miの第jビット目の係数をmij(∈{0,1}とし、mi-1=0、【数3】となるような最大のkを定義して、楕円積和演算計算【数4】を、コンピュータにより自動的に計算する方法であって、楕円積和演算Tの初期値としてT=0を設定するステップと、n個の整数m1〜mnから、i=k,k-1,...,2,1,0の順番に、順次、【数5】を選択するステップと、前記選択された【数6】の値に応じて、あらかじめ定義された楕円2倍演算、楕円加算、楕円減算の一つ以上をあらかじめ定義された順に実行して値Tを更新するステップと、を有することを特徴とする楕円積和演算計算方法。

IPC (4件)：

G09C 1/00 650 ,  G09C 1/00 ,  G06F 7/72 ,  G06F 17/10

FI (4件)：

G09C 1/00 650 Z ,  G09C 1/00 650 A ,  G06F 7/72 ,  G06F 15/31 Z

Fターム (8件)：

5B056AA04 ,  5B056BB01 ,  5B056BB71 ,  5B056HH00 ,  9A001BB02 ,  9A001GG02 ,  9A001GG03 ,  9A001KZ11