特許
J-GLOBAL ID:200903091487151573

画像材料用支持体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-049504
公開番号(公開出願番号):特開平6-266046
出願日: 1993年03月10日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 画像形成層を設ける側とは反対側の樹脂層中にゲル状の異物の発生がなく、かつ切断性が良好であり、そしてカール物性及び基紙と該樹脂層との接着性の良好な、更に高速かつ安定生産できる、紙を基質とする樹脂被覆紙型画像材料用支持体を提供することを目的とする。【構成】 天然パルプを主成分とする基紙の画像形成層を設ける側の面がフィルム形成能ある樹脂(A)で被覆され、その反対側の基紙面がポリエチレン系樹脂(B)を主成分とする樹脂組成物で被覆された画像材料用支持体において、基紙がフィルム厚み測定器を用いて測定される膜厚むら指数が特定値以下のものであり、かつポリエチレン系樹脂(B)が、特定の低密度ポリエチレン樹脂または中密度ポリエチレン樹脂の特定重量部と特定の高密度ポリエチレン樹脂の特定重量部とを予め溶融・混合して調製したコンパウンド樹脂であり、かつ該コンパウンド樹脂の臨界剪断速度が特定値以下のものであることを特徴とする画像材料用支持体。
請求項(抜粋):
天然パルプを主成分とする紙を基質として、その一方の画像形成層を設ける側の紙基質面がフィルム形成能ある樹脂(A)で被覆され、その反対側の紙基質面がポリエチレン系樹脂(B)を主成分とする樹脂組成物で被覆された画像材料用支持体において、基質たる紙は、下記で規定される抄紙方向の膜厚むら指数Rpyが140mV以下のものであり、かつポリエチレン系樹脂(B)が、JIS K 6760で規定されるメルトフローレートが10〜40g/10分、密度が0. 960g/cm3 以上である高密度ポリエチレン樹脂90〜65重量部とJIS K 6760で規定されるメルトフローレートが0. 2〜2g/10分、密度が0. 935g/cm3 以下、分子量50万以上の分率が10重量%以上、下記で規定される臨界剪断速度が0. 5(1/秒)以下である低密度ポリエチレン樹脂または中密度ポリエチレン樹脂を10〜35重量部とを予め溶融・混合して調製したコンパウンド樹脂であり、かつ該コンパウンド樹脂の下記で規定される臨界剪断速度が10(1/秒)以下であることを特徴とする画像材料用支持体。膜厚むら指数Rpy(単位:mV):2つの球状の触針の間に試料を走行させ、試料の厚み変動を電子マイクロメーターを介し電気信号として測定するフィルム厚み測定器を用い、電子マイクロメーターの感度レンジが±15μm/±3Vの条件で、ゼロ点調整後試料の抄紙方向に1. 5m/分の定速で走査することで試料の抄紙方向の厚み変動を測定し、得られた測定信号値を、FFTアナライザーを用いて、時間窓にハニングウィンドウを使用して高速フーリエ変換して、128回の積算の加算平均によるパワースペクトル(単位:mV2 )を求め、2Hz〜25Hzの周波数域のパワー値を総和して2/3を掛けた値を1/2乗することにより求められる値。樹脂の臨界剪断速度(単位:1/秒):コーン・プレート型回転式粘度計を用い、240°Cにて測定した樹脂の剪断応力と第一法線応力差が等しくなる点における剪断速度。
IPC (7件):
G03C 1/79 ,  B32B 27/32 ,  D21H 19/80 ,  D21H 19/38 ,  D21H 19/20 ,  D21H 27/00 ,  G03C 1/76 502
FI (3件):
D21H 1/22 B ,  D21H 1/34 D ,  D21H 5/00 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 写真用支持体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-228103   出願人:三菱製紙株式会社, 三菱化成株式会社
  • 感光材料用支持体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-229568   出願人:三菱製紙株式会社
  • 特開昭63-237055
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