特許
J-GLOBAL ID:200903091492297403

セルロースパルプの漂白法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中本 宏 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-075962
公開番号(公開出願番号):特開平5-247864
出願日: 1992年02月28日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 修正アルカリ蒸解法により製造したセルロースパルプを、塩素漂白工程を含む多段漂白工程で漂白する際に、塩素漂白工程にアルカリを加えpHを2.4〜11.0に調整して粘着性のピッチの生成を抑制し洗浄することによりピッチを系外に効率良く排出することを目的とする。【構成】 広葉樹の修正クラフト蒸解法により得られたパルプを酸素漂白した後、塩素-アルカリ-次亜塩素酸-二酸化塩素諸多の四段で漂白処理するに際し、塩素処理工程において、10.0%濃度のパルプ溶液にアルカリを添加し、さらに塩素をカッパー価1ポイント当り1.5kg/風乾パルプトン添加打20秒後のpHが3.5になるように調整し、40°Cで時間処理した後水洗し、洗浄水を除去した後更に残り三段の漂白を行なった。
請求項(抜粋):
蒸解液の分割添加とダイジェスター内部での並流蒸解と交流蒸解の組み合わせからなる修正アルカリ蒸解法によって製造されたセルロースパルプを、塩素を添加して漂白する工程を含む多段漂白工程で漂白する方法において、塩素を添加して漂白する工程を、アルカリに次いで塩素を添加して漂白液のpHを2.4〜11.0に調整し次いで洗浄することを特徴とするセルロースパルプの漂白法。
IPC (2件):
D21C 9/10 ,  D21C 9/12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-106397

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