特許
J-GLOBAL ID:200903091493043219

局所および全身の温度変更のための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-565819
公開番号(公開出願番号):特表2002-523138
出願日: 1999年08月20日
公開日(公表日): 2002年07月30日
要約:
【要約】本発明は、神経保護のために脳の領域に局所的高体温症を誘発させた状態を含めた、体の選択領域の温度を変更するための方法および装置である。熱交換カテーテル(360)にはカテーテル(360)から外方へ突出するか延びる伝熱フィン(362)が設けられる。熱交換カテーテル(360)は選択血管または身体領域に挿入され、その選択血管または身体領域内の血液または流体に熱を伝える。本発明の別の態様は、さらに、患者の内部体温を調節するための方法および装置を提供する。血管内に存在するカテーテル(360)の一部を選択的に加熱または冷却することにより、血管内を流れている血液を加熱または除熱し、全身の温度または標的領域の温度を上昇または低下させる。カテーテル(360)は単独で使用してもよいし、患者の体のある領域を冷却しつつ別の領域を加熱するために他の熱交換器と共に使用してもよい。
請求項(抜粋):
哺乳動物患者の身体内に位置する神経組織が、虚血になった後か、前記組織の損傷、梗塞、出血または壊死を起こし得る病気、障害、もしくは外傷に罹った後の、前記神経組織に対する損傷の重症度を少なくする方法であって、 A.前記組織を収容する前記身体のある部分を選択する工程と、同部分は体液の流れを受け取ることと、 B.i)基端、先端、および患者の体内に挿入するための挿入部を備えた細長い可撓性カテーテルと、ii)熱交換流体が中を通って循環し得る少なくとも1つの流体管腔と、iii)前記挿入部の一定長さに沿ってカテーテル上の第1位置に配置される熱交換器と、前記第1位置は前記挿入部の全長よりも短いことと、前記熱交換器は、前記熱交換器と熱交換すべく近接させた状態で流れる体液と前記カテーテル内を通って循環する熱交換流体との間で、熱を交換するように機能することと、を備えた熱交換カテーテル装置を提供する工程と、 C.前記カテーテルを患者の流体を含有する身体構造内に挿入し、身体構造を流れる体液が、前記選択部分に達する前に熱交換器と熱交換すべく近接させた状態で通過するように、カテーテルを配置する工程と、 D.体液が熱交換器と熱交換すべく近接した状態で通過するように、熱交換流体をカテーテル装置の流体管腔に通じて循環させる工程と、前記熱交換流体は体液以外の温度であり、それにより体液の温度が変更され、続いて前記神経組織に体液が流れることと、 E.前記カテーテルを、前記位置に、神経組織の温度を変更するのに十分な時間、前記温度で前記伝熱流体と共に保持する工程と、を含む方法。
IPC (4件):
A61F 7/12 ,  A61M 25/00 ,  A61M 25/00 405 ,  A61M 39/00
FI (4件):
A61F 7/12 Z ,  A61M 25/00 405 B ,  A61M 25/00 318 N ,  A61M 25/00 410 H
Fターム (22件):
4C099AA05 ,  4C099CA01 ,  4C099CA03 ,  4C099EA05 ,  4C099GA30 ,  4C099JA01 ,  4C099PA01 ,  4C099PA03 ,  4C167AA06 ,  4C167AA55 ,  4C167BB09 ,  4C167BB27 ,  4C167BB33 ,  4C167BB42 ,  4C167CC06 ,  4C167CC07 ,  4C167CC12 ,  4C167CC19 ,  4C167DD10 ,  4C167EE05 ,  4C167EE11 ,  4C167FF01

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