特許
J-GLOBAL ID:200903091493827198

液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-166773
公開番号(公開出願番号):特開平7-017374
出願日: 1993年07月06日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】【目的】出力ポートに通じる液圧室に一端を臨ませたエキスパンダピストンを駆動手段で駆動し、液圧室の容積を増大する側へのエキスパンダピストンの移動に応じて、入力および出力ポート間の連通・遮断を切換えるカット弁を閉弁させるようにした液圧制御装置において、カット弁の開弁位置にエキスパンダピストンを保持するのに大きな力を不要とし、駆動手段の小型化を可能とする。【構成】駆動手段9は、エキスパンダピストン8の摺接部34に摺接するカム面35を有してエキスパンダピストン8の移動方向と直交する方向に移動可能なカム部材30と、カム部材30を駆動する駆動源33とを備え、カム面35は、エキスパンダピストン8の移動方向に直交する平坦部35aに、カム部材30の移動方向に沿って平坦部35aから離反するにつれて液圧室7の容積を増大する側にエキスパンダピストン8を移動させる形状の傾斜部35bが連設されて成る。
請求項(抜粋):
入力ポート(4)および出力ポート(5)を有するケーシング(2)と、入力ポート(4)および出力ポート(5)間の連通・遮断を切換えるカット弁(6)と、出力ポート(5)に通じる液圧室(7)に一端側を臨ませるとともに液圧室(7)の容積を増大する側への移動に応じて前記カット弁(6)を閉弁させるエキスパンダピストン(8)と、該エキスパンダピストン(8)を駆動する駆動手段(9)とを備える液圧制御装置において、駆動手段(9)は、液圧室(7)とは反対側でエキスパンダピストン(8)の端部に設けられた摺接部(34)に摺接するカム面(35)を有して該エキスパンダピストン(8)の移動方向と直交する方向への移動を可能としてケーシング(2)に支承されるカム部材(30)と、該カム部材(30)を駆動する駆動源(33)とを備え、前記カム面(35)は、エキスパンダピストン(8)の移動方向に直交する平坦部(35a)に、カム部材(30)の移動方向に沿って平坦部(35a)から離反するにつれて前記液圧室(7)の容積を増大する側にエキスパンダピストン(8)を移動させる形状の傾斜部(35b)が連設されて成ることを特徴とする液圧制御装置。

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