特許
J-GLOBAL ID:200903091498317759

コンデンサ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-273998
公開番号(公開出願番号):特開平6-124858
出願日: 1992年10月13日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、交流回路及び時々電圧の方向が変化する回路上で使用でき、また実装の際にも極性の区別を行う必要の無い、コンデンサ特性とりわけ周波数特性の優れたコンデンサ及びその製造方法を提供することを目的とする。【構成】 箔状または板状弁金属の誘電体皮膜及び導電性高分子からなる電解質が順次形成された部分2同士を対応させて、複数枚隣合った弁金属の電解質層が形成されない部分3が重ならないように2方向に位置させて電気的接合を持たせて積層し、電解質層が形成されない部分3にそれぞれの電極リ-ド8を形成してコンデンサを構成することにより、周波数特性の優れた無極性固体電解コンデンサが得られる。誘電体上に導電性高分子膜形成を成長させる仲立ちをする二酸化マンガンを過マンガン酸塩の還元で形成するため、誘電体皮膜損傷が小さく、また導電性高分子表面を界面活性剤で洗浄処理するため、グラファイト層との剥離がなく、特性の安定したコンデンサが得られる。
請求項(抜粋):
箔状または板状弁金属表面の所定部分に仕切りのための絶縁層を設け、前記絶縁層によって区分された一方の部分に誘電体層と導電性高分子を主体とした電解質層を順次設け、前記弁金属を複数枚、隣り合った各弁金属の絶縁層によって区分され電解質層が設けられていないもう一方の部分が相互に重ならない2方向に位置するように、前記電解質層が設けられた部分を対応させて電気的に接合して積層し、前記2方向に位置させた弁金属の電解質が設けられていない部分に両電極を形成したコンデンサ。
IPC (2件):
H01G 9/05 ,  H01G 9/14
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭64-046914
  • 特開昭64-046914
  • 特開昭64-022017
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