特許
J-GLOBAL ID:200903091517497550

自動車のための液圧的な振動緩衝装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-565323
公開番号(公開出願番号):特表2002-522727
出願日: 1999年07月15日
公開日(公表日): 2002年07月23日
要約:
【要約】自動車のための液圧的な振動緩衝装置であって、緩衝液体を内包しているシリンダ(1)と、緩衝液体内に挿入されシールされ、軸方向摺動可能に配置されたピストンロッド(2)とが設けられており、ピストンロッド(2)の下方の端部には緩衝ピストン(3)が固定されていて、この緩衝ピストン(3)がシリンダ室を2つの作業室(4,5)に分割しており、緩衝ピストン(3)には可変の複数の貫通部が設けられており、これらの貫通部が絞り弁本体によって制御されていて、付加的に押圧段階および引張段階のためのバイパスが設けられており、該バイパスの横断面が3段階式にまたはそれ以上の段階式に作業する電磁弁によって調節され、該電磁弁の環状コイルは弁スライダ(13)を多かれ少なかれ開放し、これにより2つまたはそれ以上のバイパス開口が順次に解放される形式のものを改良して、バイパス通路の貫流の切替または制御の際に、緩衝媒体流からの、常に変化する液圧的な力により引き起こされる外乱影響を減じるために、少なくとも、弁スライダ(13)の閉鎖位置に次いで最初に開制御されるバイパス通路(27)が、弁スライダ(13)から離されて位置している狭隘部(33)を有しているようにした。
請求項(抜粋):
自動車のための液圧的な振動緩衝装置であって、緩衝液体を内包しているシリンダ(1)と、緩衝液体内に挿入されシールされ、軸方向摺動可能に配置されたピストンロッド(2)とが設けられており、ピストンロッド(2)の下方の端部には緩衝ピストン(3)が固定されていて、この緩衝ピストン(3)がシリンダ室を2つの作業室(4,5)に分割しており、緩衝ピストン(3)には可変の複数の貫通部が設けられており、これらの貫通部が絞り弁本体によって制御されていて、付加的に押圧段階および引張段階のためのバイパスが設けられており、該バイパスの横断面が3段階式にまたはそれ以上の段階式に作業する電磁弁によって調節され、該電磁弁の環状コイルは弁スライダ(13)を多かれ少なかれ開放し、これにより2つまたはそれ以上のバイパス開口が順次に解放される形式のものにおいて、 少なくとも、弁スライダ(13)の閉鎖位置に次いで最初に開制御されるバイパス通路(27)が、弁スライダ(13)から離されて位置している狭隘部(33)を有していることを特徴とする、自動車のための液圧的な振動緩衝装置。
IPC (2件):
F16F 9/34 ,  F16F 9/46
FI (2件):
F16F 9/34 ,  F16F 9/46
Fターム (4件):
3J069AA50 ,  3J069CC13 ,  3J069EE02 ,  3J069EE43

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