特許
J-GLOBAL ID:200903091523051777

面放電型プラズマ・ディスプレイ・パネルの放電セル構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-054532
公開番号(公開出願番号):特開平10-255665
出願日: 1997年03月10日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 面放電型プラズマ・ディスプレイ・パネルの開発において、試作実験を行うことなく、絶縁破壊の観点で有利な放電維持電極の形状や誘電体の膜厚を決定することによって、開発期間の短縮・開発コスト軽減を実現する。【解決手段】 実効的な前記放電維持電極の厚さbを実効的な前記放電維持電極の幅cで除した数値αを第一の指標、前記bを実効的な前記誘電体の膜厚aで除した数値βを第二の指標とし、前記α及び前記βに対して前記誘電体中の最大電界強度が誘電体固有の絶縁破壊強度を下回る範囲の中から、それぞれ特定のαとβを選択することにより、前記α、βという相対寸法関係を数値解析により算出することが可能となる。
請求項(抜粋):
ガラス基板上に概ね同一断面形状の単位セル当り2本の放電維持電極が平行に形成され、さらに、前記放電維持電極上に誘電体と保護膜が形成された第1のパネルと、ガラス基板上に隔壁とデータ電極が形成され、前記データ電極の上に蛍光体が塗布された構造の第2のパネルと、前記第1のパネルと前記第2のパネルを張合せることによってできる放電空間とを備えた面放電型プラズマ・ディスプレイ・パネルの放電セル構造において、実効的な前記放電維持電極の厚さbを実効的な前記放電維持電極の幅cで除した数値αを第一の指標、前記bを実効的な前記誘電体の膜厚aで除した数値βを第二の指標とした場合、前記α及び前記βに対して前記誘電体中の最大電界強度が誘電体固有の絶縁破壊強度を下回る範囲の中から、それぞれ特定のαとβを選択することにより、前記α、βという相対寸法関係を備えたことを特徴とする面放電型プラズマ・ディスプレイ・パネルの放電セル構造。

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