特許
J-GLOBAL ID:200903091533929290

マルチルーメンを備えたカテーテル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 薬師 稔 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-501137
公開番号(公開出願番号):特表平8-510935
出願日: 1994年06月03日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】本発明は、基端部と先端部との間を長手方向へ延びる細長い本体(22)を有するカテーテル(21)を備えたカテーテル集成体(20)を提供する。チップ構造体(26)が本体の先端部に取着され、同じく長手方向に延びている。本体とチップ構造体は協働して並列する取入れルーメン(28)と帰りルーメン(30、51)とを画成し、取入れルーメンは側方の取入れ開口(44)が本体の先端部で終端している。帰りルーメンは側方の帰り開口(46)がチップ構造体の先端部で終端し、側部開口(52)が帰り開口に隣接して設けられている。集成体はまた、取入れルーメンと側部開口を介して帰りルーメンに挿通するチューブ状のアプリケータを備えている。これにより、ガイドワイヤをチューブ状アプリケータの内側と係合させ、かつ、集成体をガイドワイヤ(55)と係合させることにより、集成体をガイドワイヤ(55)に沿って案内させることができる。
請求項(抜粋):
カテーテル(21)とチューブ状のアプリケータ(54)とを備え、ガイドワイヤ(55、162)に対して係合し、ガイドワイヤに沿って摺動されることにより挿入を行なうカテーテル集成体(20、120)において、カテーテルは、 長手方向に延びかつ取入れ通路(28、128)と帰り通路(30、130)を画成するとともに、取入れ通路が本体に対して略側方へ延びる取入れ開口(44、144)のある本体の先端部で終端しかつ取入れルーメンを画定するように構成された本体(22)と、 本体(22)に取着された接続体(36)と、各基端部にコネクタ(38、40)を有する一対のチューブ(32、34)とを備え、チューブは所定のものが各通路に接続されて流体流を提供するように各先端部が接続体に接続されるように構成されている基端部カップリング構造体(24)と、 本体の先端部から長手方向へ延びかつ帰り通路と協働して帰りルーメンを形成するように帰り通路の連続部を形成するとともに、先端部帰り開口(46、146)と取入れルーメンに近接した側部に側部開口(52、152)とを画成するチップ構造体(26、126)とを備え、 チューブ状アプリケータ(54)は前記チューブの一方と、コネクタおよび取入れルーメンと、前記開口と、側部開口と帰り開口との間のチップ構造体の部分とを介して伸び、ガイドワイヤをアプリケータに内蔵させることによりカテーテル集成体は(20、120)ガイドワイヤを介して摺動することができ、アプリケータは側部開口と取入れ開口との間で露出されて身体組織を挿通する滑らかな外部を提供することを特徴とするカテーテル集成体。
IPC (2件):
A61M 25/00 405 ,  A61M 1/14 540
FI (2件):
A61M 25/00 405 D ,  A61M 1/14 540

前のページに戻る