特許
J-GLOBAL ID:200903091539008499

シリーズスポット溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田下 明人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-076054
公開番号(公開出願番号):特開2002-239742
出願日: 2001年03月16日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】 バック電極なしに十分な溶接強度を得るシリーズスポット溶接方法を提供する。【解決手段】 本シリーズスポット溶接方法では、加圧された電極チップ26、27の先端部26a、27aは、一般部35より一段高い座面30aを押しつぶすことで、まず座面30aを球面状に変形させ、次いでこの球面状に変形した座面30aを他方の鋼板Wbに対して点当たりにする。これにより、一方の鋼板Waと他方の鋼板Wbとの間には、球面状に変形した座面35により点状に絞られた通電経路が形成されるので、この通電経路を流れる溶接電流の密度を高めることができ、一方の鋼板Waと他方の鋼板Wbとの間にナゲットを発生させることができる。したがって、両電極チップ26、27間に溶接電流を流すとともに電極チップ26、27を加圧することで、両鋼板Wa、Wbの接触部分に十分なナゲットを形成することができるため、バック電極がなくても十分な溶接強度を得られる。
請求項(抜粋):
重ね合わせた2枚の金属板の一方の表面に、離間する一対の電極を加圧接触させて両電極間に溶接電流を流し、これらの2枚の金属板を溶接するシリーズスポット溶接方法であって、前記一方の金属板の前記電極を加圧接触させる部位に、部分的に一般部より一段高い座面を形成するとともに、前記電極は先端を球面に形成し、前記電極を前記座面に、前記座面を押しつぶすように加圧接触させて溶接することを特徴とするシリーズスポット溶接方法。
IPC (5件):
B23K 11/24 ,  B23K 11/24 310 ,  B23K 11/11 510 ,  B23K 11/30 ,  B23K103:04
FI (5件):
B23K 11/24 ,  B23K 11/24 310 ,  B23K 11/11 510 ,  B23K 11/30 ,  B23K103:04
Fターム (1件):
4E065AA04
引用特許:
審査官引用 (2件)

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