特許
J-GLOBAL ID:200903091548313857
車両用シートの緊急ロック装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笹井 浩毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-055918
公開番号(公開出願番号):特開平7-257257
出願日: 1994年03月25日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】部品点数を削減すると共に組立て工数も減らして、更なる軽量化やコストの低減を達成し、また、シートバックに前方より過大な荷重がかかった際に信頼性高くシートバックを確実にロックする。【構成】シートクッション11の他側部に固設するベース部材20に、枢軸40を中心とする円弧状のガイド溝23を形成すると共に、該ガイド溝23の上端縁側に沿って複数の被係合歯24を連設する一方、枢軸40を介してベース部材20に枢支されシートバック12を支持するアーム部材30の下端側31に、通常時は前記ガイド溝23内に移動可能に挿通しているが、アーム部材30が後上方に位置ずれした時は前記ガイド溝23の上端縁側にある何れかの被係合歯24に噛合して当該位置にロックされる係合部32を設ける。
請求項(抜粋):
シートバックがシートクッションに傾動可能に支持され、座席一側部にのみ前記シートバックをシートクッションに対して所望の傾動角度でロック可能なリクライニング装置を備えた車両用シートにおいて、前記シートバックに過大な荷重がかかった際に、座席他側部にて前記シートバックをシートクッションに対して一時的にロックする車両用シートの緊急ロック装置であって、前記シートクッションの他側部に固設されたベース部材と、前記シートバックの他側部に固設され、枢軸を介して前記ベース部材に対し揺動可能、かつシートバックに前方より過大な荷重がかかった際に後上方に一時的に位置ずれ可能に枢支されたアーム部材とを具備してなり、前記ベース部材に、前記枢軸を中心とする円弧状のガイド溝を形成すると共に、該ガイド溝の上端縁側に沿って複数の被係合歯を連設する一方、前記アーム部材の下端側に、通常時は前記ガイド溝内に移動可能に挿通しているが、アーム部材が後上方に位置ずれした時は前記ガイド溝の上端縁側にある何れかの被係合歯に噛合して当該位置にロックされる係合部を設けたことを特徴とする車両用シートの緊急ロック装置。
IPC (2件):
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