特許

J-GLOBAL ID：200903091551677274

方位検出装置

発明者： 松浦 達広
出願人/特許権者： 日本電気株式会社
代理人 (1件)： 高橋 詔男 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-333294
公開番号（公開出願番号）：特開平11-166967
出願日： 1997年12月03日
公開日（公表日）： 1999年06月22日
要約：

【要約】【課題】 バースト状で受信される沈船からの救難信号を高い精度で方位検出できる方位検出装置を提供すること。【解決手段】 バンドパスフィルタ4は自艇速度によりドプラシフトした救難信号を抽出する。変調器6は抽出された救難信号を基準信号で周波数変調し、ローパスフィルタ7は低周波側の信号を通過させる。F/Vコンバータ8は該通過信号を電圧値に変換する。検波器9は抽出された救難信号に基づいてゲートパルスを生成し、A/Dコンバータ10は変換された電圧値をゲートパルスのタイミングでA/D変換する。判定器11はA/D変換値の正負を判定する。基準ドプラ計算器12は方位角零度の時のドプラ周波数を計算する。方位計算器13は、判定器11の正の数値データと基準ドプラ計算器12の数値データとに基づいて、救難信号の方位を算出する。表示器14は算出された方位を表示する。

請求項（抜粋）：

移動または静止しながら、所定信号の到来方位を検出する方位検出装置において、前記所定信号を受信し、本装置の移動に起因する前記所定信号のドプラシフト量を検出する検出手段と、本装置の移動速度に基づいて、前記所定信号との方位角が零度の場合のドプラ周波数を計算する計算手段と、前記検出手段が検出したドプラシフト量と前記計算手段が計算したドプラ周波数とに基づいて、前記所定信号の到来方位を計算する方位計算手段と、計算された到来方位を表示する表示手段とを備えることを特徴とする方位検出装置。