特許
J-GLOBAL ID:200903091552642407

スペクトラム拡散無線通信方式における信号受信方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 英生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-013164
公開番号(公開出願番号):特開平10-200448
出願日: 1997年01月10日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 少ない回路規模で、高精度の位相補正を行う。【解決手段】 受信機の位相誤差補正回路33は各パスに対応して設けられており、I成分およびQ成分の逆拡散出力が印加される。パイロットブロックの受信信号の位相誤差が位相誤差抽出部1により抽出され、該位相誤差に基づいて算出された補正ベクトルにより、位相補正部2において情報シンボルの受信信号の位相誤差が補正される。補正された受信信号はRAKE合成部25で他のパスの位相誤差補正回路の出力と合成される。RAKE合成部25の出力は仮判定部3に入力され、当該情報シンボルが仮判定される。補正ベクトル修正部4において、仮判定結果に基づいて前記位相誤差が修正され、修正された位相誤差に基づいて補正ベクトルが算出される。このように情報シンボルを仮判定した結果に基づいて補正ベクトルを順次修正する。
請求項(抜粋):
パイロットシンボルブロックと情報シンボルブロックとが交互に配置されたスペクトラム拡散信号を受信する方法であって、次の(1)〜(6)のステップを有することを特徴とするスペクトラム拡散無線通信方式における信号受信方法。(1)前記パイロットシンボルブロックの受信信号からその受信信号に含まれている位相誤差を算出し、該位相誤差に基づいて位相誤差補正係数を算出するステップ、(2)該算出した位相誤差補正係数を使用して前記パイロットシンボルブロックに後続する情報シンボルブロックの最初のシンボルの受信信号を補正するステップ、(3)該補正された情報シンボルの受信信号に基づいて当該送信情報シンボルを仮判定し、該仮判定された送信情報シンボルに基づいて当該情報シンボルに後続する情報シンボルの受信信号に含まれている位相誤差を推定するステップ、(4)該推定された位相誤差に基づいて、前記ステップ(1)において算出した位相誤差補正係数を修正するステップ、(5)該修正された位相誤差補正係数に基づいて後続する情報シンボルの受信信号の位相誤差を補正するステップ、(6)当該情報シンボルブロックの信号の受信が終了するまで、前記ステップ(3)〜(5)を繰り返すステップ。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04B 7/08
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H04B 7/08 D

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