特許
J-GLOBAL ID:200903091554201483

アルキル芳香族の製造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山崎 行造 ,  杉山 直人 ,  白銀 博 ,  赤松 利昭
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-537715
公開番号(公開出願番号):特表2006-500406
出願日: 2003年09月04日
公開日(公表日): 2006年01月05日
要約:
本発明は、各々がアルキル化触媒を含む少なくとも第一および第二の直列に連結されたアルキル化反応ゾーンを含む多段反応システムで、アルケンおよびアルカンを含む供給原料とアルキル化可能な芳香族化合物とを反応させることによりアルキル芳香族化合物を製造するプロセスに関する。少なくとも第一のアルキル化反応ゾーンは、前記触媒の存在下で前記アルケンによる前記芳香族化合物のアルキル化を生じるのに有効な温度および圧力条件下であって、前記温度および圧力は、前記芳香族化合物の一部は気相にあり、一部は液相にあるような温度および圧力である条件下で操作されることを特徴とする。前記アルキル芳香族化合物、未反応のアルキル化可能な芳香族化合物、未反応アルケンおよび前記アルカンを含む流出液は、前記第一アルキル化反応ゾーンから抜き出され、前記アルカンの少なくとも一部は前記流出液から除去され、アルカンを低減させた流出液が造られることを特徴とする。前記アルカンを低減させた流出液は前記アルキル化反応ゾーンの別のゾーンに供給されることを特徴とする。
請求項(抜粋):
各々がアルキル化触媒を含む直列に連結された複数のアルキル化反応ゾーンを含む多段反応システムでアルケンおよびアルカンを含む供給原料とアルキル化可能な芳香族化合物とを反応させることによりアルキル芳香族化合物を製造するプロセスであって、 (a)前記アルキル化反応ゾーンの少なくとも1つを、前記アルキル化触媒の存在下で前記アルケンによる前記芳香族化合物のアルキル化を生じるのに有効な温度および圧力条件下で操作する工程であって、前記温度および圧力は前記芳香族化合物の一部が気相にあり、一部が液相にあるような温度および圧力とする工程、 (b)前記1つのアルキル化反応ゾーンから、前記アルキル芳香族化合物、未反応のアルキル化可能な芳香族化合物、未反応アルケンおよび前記アルカンを含む流出液を抜き出す工程、 (c)前記1つのアルキル化反応ゾーン流出液から前記アルカンの少なくとも一部を除去してアルカンを低減させた流出液を造る工程、および (d)前記アルカンを低減させた流出液を前記アルキル化反応ゾーンの別のゾーンに供給する工程、 を含むことを特徴とするプロセス。
IPC (3件):
C07C 2/66 ,  C07C 15/02 ,  C07C 15/073
FI (3件):
C07C2/66 ,  C07C15/02 ,  C07C15/073
Fターム (21件):
4H006AA02 ,  4H006AC21 ,  4H006BA63 ,  4H006BA71 ,  4H006BC10 ,  4H006BC11 ,  4H006BC13 ,  4H006BC31 ,  4H006BD20 ,  4H006BD21 ,  4H006BD33 ,  4H006BD52 ,  4H006BD53 ,  4H006BD70 ,  4H006BD84 ,  4H006DA12 ,  4H006DA15 ,  4H006DA42 ,  4H039CA10 ,  4H039CA12 ,  4H039CF10

前のページに戻る