特許
J-GLOBAL ID:200903091560697741
超音波探傷信号処理方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
半田 昌男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-006227
公開番号(公開出願番号):特開2000-206096
出願日: 1999年01月13日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】【課題】 従来通りの高い精度での欠陥検出を可能としながら、検査時にリアルタイムで欠陥検査の結果を知ることができる超音波探傷信号処理方法を提供する。【解決手段】 タイヤ型探触子によって受信されたf<SB>C</SB> 〜f<SB>L</SB> の帯域を有する超音波エコーの信号を入力し(ステップ10)、所定のサンプリング周波数でA/D変換する(ステップ11)。このディジタル信号に、周波数f<SB>C</SB> (<f<SB>L</SB> )の正弦波ディジタル信号波形を掛ける(ステップ12)ことにより、スペクトルは(f<SB>L</SB> -f<SB>C</SB> )〜(f<SB>H</SB> -f<SB>C</SB> )、(f<SB>L</SB> +f<SB>C</SB> )〜(f<SB>H</SB> +f<SB>C</SB> )という二つの帯域となり、これをローパスフィルタを通して低域部のみを残す。このようにして得られた信号に対し、更に、より低いサンプリング周波数で再サンプリングを行い(ステップ14)、この後にSSP処理を実行する(ステップ15)。
請求項(抜粋):
検査対象に超音波を送信するとともに、検査対象内の欠陥によって反射されたこの超音波の反射エコーを検出することによって、検査対象内の欠陥を検査する超音波探傷のための超音波探傷信号処理方法において、検査対象に周波数帯域がf<SB>L</SB> からf<SB>H</SB> までの超音波を送信し、この超音波の反射エコーを受信する超音波送受信工程と、前記超音波送受信工程で受信した超音波信号をディジタル信号に変換するA/D変換工程と、前記A/D変換後の信号に対し、前記f<SB>L</SB> よりも低い周波数f<SB>C</SB> の正弦波状信号(f<SB>C</SB> <f<SB>L</SB> )をディジタル的に乗算し、周波数スペクトルが高域部と低域部に分離した信号を得る演算工程と、前記演算工程によって得られた信号の周波数スペクトルのうち高域部を遮断して低域部のみを残す低域濾波工程と、前記低域濾波工程によって得られたディジタル信号に対し、2×(f<SB>H</SB> -f<SB>C</SB>)よりも高く、かつ前記A/D変換工程時のサンプリング周波数よりも低いサンプリング周波数で再サンプリングを行う再サンプリング工程と、前記再サンプリング工程後の信号に対し、SSP処理を行うSSP処理工程と、を具備することを特徴とする超音波探傷信号処理方法。
IPC (2件):
G01N 29/10 501
, G01N 29/22 501
FI (2件):
G01N 29/10 501
, G01N 29/22 501
Fターム (14件):
2G047AA07
, 2G047AB04
, 2G047BA03
, 2G047BC04
, 2G047BC07
, 2G047CB04
, 2G047EA09
, 2G047EA11
, 2G047GB04
, 2G047GF08
, 2G047GF11
, 2G047GG01
, 2G047GG09
, 2G047GG17
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