特許
J-GLOBAL ID:200903091560816295
共通経路上の2つの可動体を同時制御する数値制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-044083
公開番号(公開出願番号):特開平11-242511
出願日: 1998年02月25日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】共通の経路上を移動される2の可動体を干渉させずに個別のNCプログラムに従って能率良く位置制御できる数値制御装置を提供する。【解決手段】数値制御装置70には、先に移動される優先制御対象となる第1主軸ヘッド31aについて送り原点Pa0に復帰するまでの1サイクル動作においてこの送り原点から最も離間した加工位置Pa2に関連する優先移動許容範囲BC1を設定し、後から移動される従属制御対象となる第2主軸ヘッド31bには前記優先移動許容範囲BC1にラップしない従属移動許容範囲BC2を設定する手段と、第1主軸ヘッド31aが前記最も離間した加工位置Pa2から送り原点Pa0側に復帰するに連れて、優先及び従属移動許容範囲BC1,BC2をそれぞれ縮小後退および拡大前進する手段と、第2主軸ヘッド31bが従属移動許容範囲BC2を超えて第1主軸ヘッド31a側に移動されようとするとき、この移動を従属移動許容範囲BC2が拡大されるまで一時停止する手段を設ける。
請求項(抜粋):
共通の経路に沿って移動可能な2つの可動体を互いに接近離間する方向に個別のNCプログラムに従ってそれぞれ移動制御する数値制御装置において、一方の可動体が他方の可動体側に最も接近される目標位置に基づいて移動範囲境界を設定する範囲設定手段と、前記移動範囲境界により区画されるそれぞれの移動許容範囲内で前記一方及び他方の可動体をそれぞれが対応する前記数値制御プログラムに従って移動させる移動制御手段と、前記一方の可動体が前記移動範囲境界内で前記他方の可動体側に最も接近する前記目標位置に到達した後に前記他方の可動体側から遠ざかる離間方向に移動するときは前記一方及び他方の可動体の前記移動許容範囲をそれぞれ縮小及び拡大するように前記移動範囲境界を前記一方の可動体の前記離間方向移動と共に変更する境界変更手段と、さらに、前記NCプログラムに従う前記他方の可動体の移動が前記移動範囲境界を超えようとするときにはその後に前記移動範囲境界が変更されて前記他方の可動体の移動許容範囲が拡大されるまで前記他方の可動体を一時停止する一時停止手段とを含むことを特徴とする数値制御装置。
IPC (4件):
G05B 19/18
, B23Q 15/00
, G05B 19/19
, G05B 19/4093
FI (4件):
G05B 19/18 C
, B23Q 15/00 A
, G05B 19/19 M
, G05B 19/403 E
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