特許

J-GLOBAL ID：200903091561804436

顔料付き蛍光体およびその製造方法

発明者： 猿田 尚志郎 ,  高原 武 ,  若月 正 ,  舩山 欣能 ,  八島 博泰 ,  大竹 真典
出願人/特許権者： 株式会社東芝 ,  東芝電子エンジニアリング株式会社
代理人 (1件)： 須山 佐一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-241051
公開番号（公開出願番号）：特開平7-090267
出願日： 1993年09月28日
公開日（公表日）： 1995年04月04日
要約：

【要約】【目的】 赤色発光の希土類酸硫化物蛍光体に対して、高付着力で顔料粒子を付着させた顔料付き蛍光体を、比較的簡便な方法で再現性よく提供する。【構成】 希土類酸硫化物を母体とし、ユーロピウム、テルビウムおよびサマリウムから選ばれた少なくとも 1種を付活剤として含有する蛍光体の表面には、ポリビニルアルコールのアセタール反応による架橋膜により顔料粒子が付着されている。この顔料付き蛍光体は、上記蛍光体の分散液中に顔料粒子を分散させ、これにポリビニルアルコールと低級アルデヒドを溶解させた後、分散液のpHを 1.5以上 3.0未満の範囲に調整し、ポリビニルアルコールのアセタール反応を進行させることにより得られる。

請求項（抜粋）：

希土類酸硫化物を母体とし、ユーロピウム、テルビウムおよびサマリウムから選ばれた少なくとも 1種を付活剤として含有する蛍光体と、前記蛍光体の表面に付着された顔料粒子とを具備する顔料付き蛍光体において、前記顔料粒子は、ポリビニルアルコールのアセタール反応による架橋膜により、前記蛍光体表面に付着されていることを特徴とする顔料付き蛍光体。

IPC (2件)：

C09K 11/84 CPD ,  C09K 11/08