特許
J-GLOBAL ID:200903091565821785

トルクセンサ装置及びトルク信号補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-279628
公開番号(公開出願番号):特開2003-083826
出願日: 2001年09月14日
公開日(公表日): 2003年03月19日
要約:
【要約】【課題】トルク検出部のヒートショックによる経年変化の影響を解消した操舵トルクの検出ができるトルクセンサ装置及びトルク信号補正方法を提供する。【解決手段】経年変化オフセット補正部73のトルク中点学習部において、温度補正部72により補正された第4補正トルク信号T6から加重平均値を、コイル温度Vtsaに対応した温度区間毎に分けて算出する。所定時間経過後、加重平均のサンプル数が最大である温度区間の加重平均値と同じ温度区間における温度ズレ量との差に基づいて、経年変化に対するトルク信号Tの経年ズレ量を設定する。経年変化オフセット補正部73は、入力された第4補正トルク信号T6に前記経年ズレ量を加算して、第5補正トルク信号T7とし、この第5補正トルク信号T7に基づいて、トルク値tq100を算出する。
請求項(抜粋):
物体が作用するトルクの変化に応じてインダクタンスが変化するコイルを備え、そのコイルのインダクタンスの変化に基づいて前記トルクに応じたトルク信号を出力するトルク検出部と、前記出力されたトルク信号が備えている物理量に関して平均値を算出する平均値算出手段と、前記トルク信号の前記物理量に関して、経年変化によって発生が予測されているオフセット(以下、経年オフセットという)を補正するための補正基準値を記憶する記憶手段と、前記平均値算出手段が算出した平均値と前記補正基準値との差を経年変化によるズレ量として算出するズレ量算出手段と、前記ズレ量に基づいて、前記トルク検出部が出力したトルク信号を補正し、経年オフセットを解消する補正手段とを備えことを特徴とするトルクセンサ装置。
IPC (3件):
G01L 3/10 ,  B62D 5/04 ,  B62D 5/06
FI (3件):
G01L 3/10 F ,  B62D 5/04 ,  B62D 5/06 B
Fターム (2件):
3D033CA28 ,  3D033DB05
引用特許:
審査官引用 (1件)

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