特許
J-GLOBAL ID:200903091573996098

燃料ポンプ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-261664
公開番号(公開出願番号):特開平10-103181
出願日: 1996年10月02日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】過渡的な運転状態にある内燃機関で消費される燃料の変化に対してポンプ吐出量を的確に追従させ、同機関に対して必要十分な燃料を供給する。【解決手段】燃料タンク1内に設けられた燃料ポンプ2は、燃料ライン3及び燃料フィルタ4を通じてデリバリパイプ5内に燃料を供給する。デリバリパイプ5に接続されたインジェクタ6はエンジン7の各気筒に導入する。エンジン7の吸気通路8内に設けられたスロットルバルブ9はアクセルペダルの操作に連動して作動することにより、同通路8の流路断面積を調節する。電子制御装置(ECU)30は、スロットルバルブ9の開度変化率が所定値以上である場合に、エンジン7の運転状態が過渡状態である判定する。この際、ECU30は、開度変化率に加え、エンジン7において必要とされる要求燃料量の変化率に基づき燃料ポンプ2からの燃料吐出量を補正する。
請求項(抜粋):
燃料タンク内から吸引した燃料を吐出して内燃機関に供給するための燃料ポンプを備え、その燃料ポンプを前記内燃機関の運転状態に応じて制御するようにした制御装置であって、前記内燃機関の運転状態を検出するための運転状態検出手段と、前記検出された運転状態に基づき基本吐出量を算出するための基本吐出量算出手段と、前記内燃機関の負荷変化に応じた第1の補正値を前記算出された運転状態に基づき算出するための第1の補正値算出手段と、前記内燃機関に要求される燃料量の変化に応じた第2の補正値を前記検出された運転状態に基づき算出するための第2の補正値算出手段と、前記検出された運転状態に基づき同機関が過渡運転状態にあるか否かを判定するための判定手段と、前記判定手段により前記内燃機関が過渡運転状態にあると判定された場合に、前記算出された第1の補正値及び第2の補正値に基づき前記算出された基本吐出量を補正するための補正手段と、前記補正された基本吐出量に基づき前記燃料ポンプを制御するための制御手段とを備えたことを特徴とする燃料ポンプ制御装置。
IPC (2件):
F02M 37/08 ,  F02D 41/04 330
FI (2件):
F02M 37/08 B ,  F02D 41/04 330 B

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