特許
J-GLOBAL ID:200903091575395598

空燃比センシングシステムの故障判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-263674
公開番号(公開出願番号):特開平5-099044
出願日: 1991年10月11日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 リニアA/FセンサSを含むA/F センシングシステムの断線等の故障を確実に検出し、ポンプカット信号線の断線が生じてもブラックニング現象を防止する。【構成】 A/F センシングシステムにポンプ停止手段39と擬似信号発生手段(39b,+Vcc)を設け、センシングシステムの作動不能時にポンプ停止手段がポンプカット信号を受けてポンプ電流を0に設定し、ポンプカット指令信号を供給する信号線が断線したときであっても、擬似信号発生手段がポンプ停止手段にポンプカット指令信号と同等の擬似ポンプカット指令信号を供給する。そして、故障判別装置40は、A/F が理論A/Fより燃料リーン側の目標値にフィードバック制御される時に、A/F 信号値が理論A/F より僅かに大きい故障判別値以下である状態が所定時間に亘って継続したとき、センシングシステムが故障であると判定する。
請求項(抜粋):
内燃エンジンの排気ガス中の酸素濃度と参照気体中の酸素濃度差に応じた起電力信号を出力するセンサセル、供給されるポンプ電流に応じて酸素イオンを移動させるポンプセル、前記センサセルおよびポンプセルをそれらの活性温度に加熱するヒータ手段、前記起電力信号値が設定値になるように前記ポンプ電流の電流値を設定する制御手段、およびポンプ電流の電流値に応じた空燃比信号を出力すると共に、ポンプ電流値が実質的に0であるとき、所定基準信号を出力する空燃比検出手段を備えた空燃比センシングシステムの故障判定装置において、空燃比センシングシステムの作動不能時にポンプカット指令信号を出力すると共に、空燃比が理論空燃比より燃料リーン側の目標値にフィードバック制御される時に、前記所定基準信号値より大きく、かつ、前記目標値より小さい故障判別値を設定し、空燃比信号値がこの故障判別値以下である状態が所定時間に亘って継続したとき、前記空燃比センシングシステムが故障であると判定し、前記空燃比センシングシステムは、ポンプカット指令信号を受けたときポンプ電流を強制的に0にするポンプ停止手段と、このポンプ停止手段にポンプカット指令信号を供給する信号線が断線又は短絡したとき、ポンプ停止手段に擬似ポンプカット指令信号を供給してポンプ電流を強制的に0にさせる擬似信号発生手段とを備えることを特徴とする、空燃比センシングシステムの故障判定装置。
IPC (2件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 368

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