特許

J-GLOBAL ID：200903091583319981

プレスによって被加工物にテーパー形状をもつ貫通孔を成形する孔加工方法およびその孔加工用工具

発明者： 竹内 広達 ,  安田 茂 ,  久保 治夫
出願人/特許権者： 日東工器株式会社
代理人 (1件)： 長瀬 成城 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-198435
公開番号（公開出願番号）：特開平8-150428
出願日： 1995年08月03日
公開日（公表日）： 1996年06月11日
要約：

【要約】【目的】一回のプレス加工によりテーパー形状をもつ貫通孔を一挙に成形できるの加工方法を提供する。【構成】プレスに取り付けた穴抜きパンチ1により、同パンチ1の先端に形成した小径のパンチ部1aを使用して被加工物に孔明け作業を行う。この時明けられた孔11は、プレス成形では孔の下端部が開いた破断面となるが、この孔11をガイドにして該孔の直径よりもやや大きい直径を有し、かつテーパー面Tをもつテーパー加工部1bにより塑性加工により孔11内面にテーパー面を形成する。前記塑性加工に伴って孔11外周円部には「かえり3a」が形成されるがこの「かえり3a」は、穴抜きパンチ1に形成した押え部1cにより発生を防止する。以上の工程を一回のプレス工程で行うことにより簡単に複数のテーパー形状をもつ貫通孔を成形することができる。

請求項（抜粋）：

打抜き用の孔を有していてダイスとなる円筒状のスリーブの外周に被加工物を嵌合固定させ、前記ダイスの孔より小径の第1パンチで該被加工物に抜孔加工をおこなった後、該抜孔をガイドに第2パンチを挿入し、該第2パンチで該抜孔の少なくとも一部をテーパー形状に塑性加工することを特徴とするプレスによって被加工物にテーパー形状をもつ貫通孔を成形する孔加工方法。

IPC (4件)：

B21D 28/24 ,  B21D 28/16 ,  B21D 28/34 ,  F16L 21/00

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭59-174233
  
• バリなしパンチングメタルの製造装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-354423   出願人：メタルテック株式会社
• 特開昭56-126037
  
• 特開平4-257305