特許
J-GLOBAL ID:200903091588811159

風味良好な乳清蛋白加水分解物及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須藤 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-274303
公開番号(公開出願番号):特開平8-112063
出願日: 1994年10月14日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 純度が少なくとも70%(重量)の乳清蛋白質の加水分解物であって、分子量5,000〜10,000ダルトンの画分が、全加水分解物の1%(重量)未満であること、抗乳清蛋白質血清を用いたエライザ抑制試験法により測定した抗原残存活性が10-5以下であること、加水分解物の全アミノ酸の量に対する遊離アミノ酸の量の割合が10〜15%(重量)であること、乳清蛋白質に含まれる全リジンの量に対する遊離リジンの量の割合が12〜20%(重量)であること、アンモニア含量が0.2%(重量)以下であること、を特徴とする風味良好な乳清蛋白加水分解物、及びその製造法。【効果】 消化吸収能の未熟な乳幼児又は消化吸収能が低下している高齢者、病人、アレルギー患者、アレルギー予防を目的として乳幼児、妊産婦、免疫機能の低下した病人への蛋白質供給源用素材として使用できる。
請求項(抜粋):
純度が少なくとも70%(重量)の乳清蛋白質の加水分解物であって、次のa)〜h)の理化学的性質;a)分子量5,000〜10,000ダルトンの画分が、全加水分解物の1%(重量)未満であること、b)抗乳清蛋白質血清を用いたエライザ抑制試験法により測定した抗原残存活性が10-5以下であること、c)加水分解物の全アミノ酸の量に対する遊離アミノ酸の量の割合が10〜15%(重量)であること、d)乳清蛋白質に含まれる全リジンの量に対する遊離リジンの量の割合が12〜20%(重量)であること、e)アンモニア含量が0.2%(重量)以下であること、f)10%(重量)溶液を1cmのセル、540nmで測定した透過率が98%以上であること、g)pH4〜7の5%(重量)溶液を120°Cで10分間加熱して沈殿を生じないこと、及びh)抗酸化活性を有すること、を有することを特徴とする風味良好な乳清蛋白加水分解物。
IPC (3件):
A23J 3/34 ,  A23J 3/08 ,  A23L 1/305

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