特許
J-GLOBAL ID:200903091588854974

異常音の検出方法及びその検出値を用いた機械の異常判定方法、並びに、振動波の類似度検出方法及びその検出値を用いた音声認識方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-061007
公開番号(公開出願番号):特開平10-253444
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 正常音と監視音のベクトル形状の差から正確な異常音の検出値を得る方法を提供する。【解決手段】 正常音の特徴量を成分とする標準パターンベクトルと、監視音の特徴量を成分とする入力パターンベクトルと、基準形状の値を成分とする基準パターン正ベクトル及び基準パターン負ベクトルとを作成し(ステップS1〜S3)、基準形状の中心を標準パターンベクトルのj=1〜m各成分の位置に順次合わせながら、標準パターンベクトルと入力パターンベクトルとの間の形状の変化を、基準パターン正ベクトルと基準パターン負ベクトルの形状変化に置き換え、これら基準パターン正ベクトルと基準パターン負ベクトルの尖度の変化量を数値化して標準パターンベクトルと入力パターンベクトルとの間の形状変化量Djとし(ステップS4)、形状変化量Dj(j=1,2,...,m)から正常音と異常音のベクトル形状についての形状距離値dを算出する(ステップS5)。
請求項(抜粋):
(a)正常音の特徴量を成分とする標準パターンベクトルと、監視音の特徴量を成分とする入力パターンベクトルと、正規分布や矩形など任意の基準形状の値を成分とする基準パターン正ベクトル及び基準パターン負ベクトルとを作成すること、(b)ベクトルの各成分について、入力パターンベクトルの成分値が標準パターンベクトルの成分値より大きいとき、その差の絶対値だけ基準パターン正ベクトルの成分値を増加させ、入力パターンベクトルの成分値が標準パターンベクトルの成分値より小さいとき、その差の絶対値だけ基準パターン負ベクトルの成分値を増加させること、(c)基準パターン正ベクトルの尖度と基準パターン負ベクトルの尖度との差の値を算出すること、(d)上記尖度の差の値を算出するに際し、基準形状の中心をベクトルの各成分の位置に相対的に移動しながら尖度の差の値を求めること、(e)上記尖度の差の値の2乗和の平方根を、標準パターンベクトルと入力パターンベクトルとの間の形状距離値とする異常音の検出方法。
IPC (3件):
G01H 17/00 ,  G01H 3/08 ,  G21C 17/00
FI (3件):
G01H 17/00 F ,  G01H 3/08 ,  G21C 17/00 N

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