特許
J-GLOBAL ID:200903091594135432

誘導加熱調理器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-061405
公開番号(公開出願番号):特開平7-274527
出願日: 1994年03月30日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 出力制御を周波数制御によって行う場合において、スイッチング素子及びその駆動回路等の動作周波数に上限値が設定されていても、この上限周波数のもとで精細な出力制御を可能とする。【構成】 基準電圧発生器15からの出力である基準電圧Vref を増幅器19で増幅した基準電圧Vref ′と、三角波発生器20から出力されたデューティ制御用三角波とをデューティ制御器21にて比較し、前記Vref ′がデューティ制御用三角波よりも高い場合は運転、デューティ制御用三角波よりも低い場合は停止すべくデューティ制御信号をアンドゲート18a,18bを通じてスイッチングトランジスタ10,12の駆動回路13,14へ出力する。
請求項(抜粋):
加熱コイルを含む共振回路を、駆動回路にてオン,オフ制御されるスイッチング素子を介して商用電源に接続してあり、前記スイッチング素子の動作周波数が所定範囲内ではこれに応じて前記加熱コイルの出力を調節すべく前記駆動回路を制御する回路と、動作周波数が所定範囲を越えると前記加熱コイルへの給電、給電停止を交互させるデューティ制御をすべく前記駆動回路を制御するデューティ制御器とを具備する誘導加熱調理器において、前記商用電源から前記共振回路への入力電力値を検出する検出器と、該検出器で検出した入力電力値と設定電力値とに基づいて基準電圧を発生する基準電圧発生器と、該基準電圧発生器で発生された基準電圧が前記動作周波数の所定範囲と対応する範囲内の場合はそれに応じた周波数に変換し、基準電圧が所定範囲外の場合には一定周波数に変換する電圧-周波数変換器と、該電圧-周波数変換器及び前記デューティ制御器の出力に基づき前記スイッチング素子をオン、オフ制御する駆動回路と、デューティ制御用の周期的振動波を出力する振動波発生器とを備え、前記デューティ制御器は前記基準電圧が所定範囲外になった場合に前記振動波発生器で発生した周期的振動波と前記基準電圧とを比較し、前記基準電圧が周期的振動波を越える場合に前記加熱コイルへ給電すべく、また前記基準電圧が周期的振動波未満の場合に前記加熱コイルへの給電を遮断すべく前記駆動回路を夫々制御するように構成したことを特徴とする誘導加熱調理器。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H05B 6/12 327

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