特許
J-GLOBAL ID:200903091594551967

液流制御用液体移動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-514923
公開番号(公開出願番号):特表平9-508197
出願日: 1994年11月25日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】本発明は、特に実験室の外での化学診断検定において使用するための液体移動装置に関する。装置は、境界領域(218)で相互に隣接している第1および第2毛管流路(210、212)を含み、第1流路は第2流路よりも高い毛管作用を有する。特定の形態において、第1流路(210)は、第2流路(212)と過剰の第1液を収容するための手段(219)との両者と流体が通じている状態でつながっている、第1液(223)のための体積限定帯域となり、第2流路は第2液(236)を施すために配置されている。第1液は血漿のような試料であり、第2液は液体希釈剤である。この装置を用いると、試料を過剰に施すことが可能となり、希釈剤を施すことが検定試薬(228、230)と体積限定帯域のみにおける試料との反応につながる。第1流路(210)より毛管作用が低い第3流路(214)が設けられており、これは、液体を第1流路へ導入する手段、およひ/または過剰の第1液を収容するための手段となる。流路間の毛管作用の差は、細孔サイズおよび/または湿潤特性から生じる。材料の圧縮は、第1流路の細孔サイズを減じるのに、従って毛管作用を高めるのに用いられる。
請求項(抜粋):
第1および第2毛管流路を含む液流制御用液体移動装置であって、第1および第2流路は境界領域で相互に隣接しており、そして第1流路は第2流路よりも高い液体に対する毛管作用を有する、上記の装置。
IPC (2件):
G01N 35/02 ,  G01N 33/543 521
FI (2件):
G01N 35/02 F ,  G01N 33/543 521

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