特許
J-GLOBAL ID:200903091595515425

ヒンジ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 齋藤 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-042830
公開番号(公開出願番号):特開平11-230155
出願日: 1998年02月09日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 携帯電話等の器体に対し、開閉部材を所定開成角度で保持できるヒンジ装置にあって、器体と開閉部材との係嵌作業を簡易迅速に行い得るようにし、かつ、構成部品を削減して小形軽量化を図り、安価な提供を可能とする。【解決手段】 器体1に固設のばね体13に、回動可能で軸線方向X1に抜け止め状態のカムシャフト14を内嵌する。開閉部材11の連枢端部11bに、カムシャフト14の被係嵌突部14gを被嵌する際、これを軸線方向X2側へ押入するとばね体13の係当弾片13aが、カムシャフト14のテーパ面部14dに乗り上げ、押入を解除すると係当弾片13aの復元力で被係嵌突部14gが復動して、容易に連枢端部11bの係嵌部11cに、共回り状態で嵌合可能となる。この係嵌弾片13aはカム部14aの保持部14fを挟持して、開閉部材11の開成状態保持の役割をも果たし、従来品の如く二つの弾性部材を組み込む必要がなくなる。
請求項(抜粋):
器体の一側縁部における長手方向の両端部に、開閉部材の一側縁部における両連枢端部を、夫々のヒンジ装置本体により開閉自在なるよう連結し、当該各ヒンジ装置本体は、ばね体とこれに内嵌軸承のカムシャフトとを具備し、当該カムシャフトは前記の器体か開閉部材の一方に、前記の一側縁部と平行な一軸線方向への抜け止め状態から、所定の押入距離だけ移動自在にして、かつ回動可能なるよう配設されると共に、その軸線回りにはカム部と小径部より大径部に向け形成のテーパ面部とが連設され、前記のばね体は同じく器体か開閉部材の一方に固定されて、所定回動位置にあるカムシャフトのカム部における保持部を、当該ばね体の係当弾片により弾持自在とし、かつ当該シャフトの前記テーパ面部側から軸線方向へ突設されて、前記器体か開閉部材の他方に設けた係嵌部と回転力を伝達するよう係嵌自在な被係嵌突部の押入操作により、前記係当弾片がテーパ面部の大径部側に向け摺接移動し、上記被係嵌突部の押入解除によって、カムシャフトが、係当弾片の復元力により前記の抜け止め状態まで復動自在であることを特徴とするヒンジ装置。
IPC (4件):
F16C 11/10 ,  E05D 11/10 ,  G06F 1/16 ,  H04M 1/02
FI (4件):
F16C 11/10 E ,  E05D 11/10 ,  H04M 1/02 C ,  G06F 1/00 312 F

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