特許
J-GLOBAL ID:200903091597773081

幼若細胞測定用試薬

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-060037
公開番号(公開出願番号):特開平6-273413
出願日: 1993年03月19日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 血液などの液体試料中に含まれる幼若な細胞を分類・計数するための試薬を提供する。【構成】 下記(1)から(4)を含有する、幼若白血球を含有する被検試料と混合することにより、幼若白血球の各群を他の細胞群から弁別可能な程度にまで差異を生じさせる幼若細胞測定用試薬:(1)血球の細胞質および細胞膜を固定化するためのポリオキシエチレン系ノニオン界面活性剤、(2)血球の細胞膜に損傷を与え縮小化するための可溶化剤、(3)血球の細胞質および細胞膜を固定化するためのアミノ酸、および(4)液のpHを5.0〜9.0、浸透圧を150〜600mOsm/kg、電気伝導度を6.0〜9.0mS/cmにする緩衝液。
請求項(抜粋):
下記(1)から(4)を含有する、幼若白血球を含有する被検試料と混合することにより、幼若白血球の各群を他の細胞群から弁別可能な程度にまで差異を生じさせる幼若細胞測定用試薬:(1)血球の細胞質および細胞膜を固定化するための次式で表されるポリオキシエチレン系ノニオン界面活性剤:R1-R2-(CH2CH2O)n-H[式中、R1は炭素数10〜25のアルキル、アルケニルまたはアルキニル基;【化1】nは10〜40の整数を表す](2)血球の細胞膜に損傷を与え縮小化するための可溶化剤であって、以下の2つのグループからなる群から選択される少なくとも1種の可溶化剤:a)第1のグループの可溶化剤:・N-ラウロイルサルコシン酸ナトリウム・ラウロイルメチルβ-アラニンナトリウム・ラウロイルサルコシンb)第2のグループの可溶化剤:・n-オクチルβ-グルコシド・CHAPS (3-[(3-クロルアミドプロピル)ジメチルアンモニオ]-1-プロパンスルホネート)・CHAPSO (3-[(3-クロルアミドプロピル)ジメチルアンモニオ]-2-ヒドラキシ-1-プロパンスルホネート)・MEGA8 (オクタノイル-N-メチルグルカミド)・MEGA9 (ノナノイル-N-メチルグルカミド)・MEGA10 (デカノイル-N-メチルグルカミド)・シュークロースモノカプレート・N-ホルミルメチルロイシルアラニン(3)血球の細胞質および細胞膜を固定化するためのアミノ酸、および(4)液のpHを5.0〜9.0、浸透圧を150〜600mOsm/kg、電気伝導度を6.0〜9.0mS/cmにする緩衝液。
IPC (3件):
G01N 33/48 ,  G01N 33/49 ,  G01N 33/50

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