特許
J-GLOBAL ID:200903091599556754

車両のスリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-256814
公開番号(公開出願番号):特開平6-108891
出願日: 1992年09月25日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 スリップ制御中に低スリップ状態となっても、加速性を確保することができる車両のスリップ制御装置を提供する。【構成】 車輪が接触する路面における路面摩擦係数を推定する路面摩擦係数推定手段により推定された路面摩擦係数に基づいて目標スリップ値設定手段により検出された目標スリップ値と、スリップ検出手段により検出された駆動輪の路面に対するスリップ値とに基づいてスロットル開度の制御量を算出するスロットル開度制御量演算手段と、駆動輪周速度と従動輪周速度との差が所定値未満である低スリップ状態の継続時間をカウントするタイマによりカウントされた低スリップ状態の継続時間と上記路面摩擦係数推定手段により推定された路面摩擦係数とに基づいて、スロットル開度の制御量をスロットルバルブ開側の所定値を下限とするように補正するスロットル開度制御量補正手段とにより得られたスロットル開度の制御量に基づきスロットルバルブを駆動する。
請求項(抜粋):
駆動輪の路面に対するスリップ値が目標スリップ値となるようにエンジンのスロットルバルブのスロットル開度を制御して駆動トルクを制御するようにした車両のスリップ制御装置において、車輪が接触する路面における路面摩擦係数を推定する路面摩擦係数推定手段と、この路面摩擦係数推定手段により推定された路面摩擦係数に基づいて目標スリップ値を設定する目標スリップ値設定手段と、駆動輪の路面に対するスリップ値を検出するスリップ値検出手段と、上記駆動輪の路面に対するスリップ値と目標スリップ値とに基づいて上記スロットル開度の制御量を算出するスロットル開度制御量演算手段と、駆動輪周速度と従動輪周速度との差が所定値未満である低スリップ状態の継続時間をカウントするタイマと、このタイマによりカウントされた低スリップ状態の継続時間と上記路面摩擦係数推定手段により推定された路面摩擦係数とに基づいて、上記スロットル開度の制御量をスロットルバルブ開側の所定値を下限とするように補正するスロットル開度制御量補正手段と、このスロットル開度制御量補正手段と上記スロットル開度制御量演算手段により得られたスロットル開度の制御量に基づきスロットルバルブを駆動するバルブ駆動手段と、を有することを特徴とする車両のスリップ制御装置。
IPC (2件):
F02D 29/02 311 ,  F02D 41/22 310
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-205432

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