特許
J-GLOBAL ID:200903091599713124

通信システム、パケット交換機及び端末装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-054963
公開番号(公開出願番号):特開平9-247210
出願日: 1996年03月12日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 内線端末毎に閉域グループを設定して発着信規制を行うことができる通信システム、パケット交換機及び端末装置を提供する。【解決手段】 パケット交換機2、3は内線端末単位で閉域グループを設定する。内線端末4が同一の閉域グループに属する内線端末7に対するパケットに閉域ファシリティを付加して送信すると、パケット交換機2は閉域ファシリティを削除し、閉域グループテーブルを参照して閉域グループインデックス番号を付加したパケットを公衆パケット網1を介してパケット交換機3に供給する。パケット交換機3は受信したパケット中の閉域グループインデックス番号に基づいて着信制御を行い、予め設定された閉域グループ内の内線端末に対するパケットであれば、受信したパケット中の閉域グループインデックス番号を削除し、閉域ファシリティを付加して内線端末7に供給する。
請求項(抜粋):
パケット網を介して特定の端末装置からなる閉域グループ内で通信を行う通信システムであって、複数のパケット交換機と、該各パケット交換機毎に設けられると共に、複数のパケット交換機の内の少なくとも1つには複数設けられた端末装置と上記各端末装置単位で閉域グループを設定すると共に、各々の閉域グループを識別するための識別情報を保持する閉域グループ設定手段と、同一の閉域グループに属する端末装置間で通信を行う際に、上記閉域グループ設定手段から自局と送信先の端末装置が属する閉域グループを示す識別情報を読み出して上記パケット網に送出するパケット中に付加する識別情報付加手段と、上記パケット網を介して供給されるパケットを識別情報と、識別情報を除いたパケットに分離する識別情報分離手段と、該識別情報分離手段からの識別情報に基づいて、パケットの発信元の端末装置が送信先の端末装置と同一の閉域グループに属しているか否かを判定する判定手段と、該判定手段の判定出力に応じて識別情報分離手段からのパケットの着信を制御する着信制御手段とを備えることを特徴とする通信システム。

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