特許
J-GLOBAL ID:200903091601924367

亀裂検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大場 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-163598
公開番号(公開出願番号):特開平8-029410
出願日: 1994年07月15日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 外観は黒色不透明で表面は粗面で様々な形状をした立体物を対象に、部位も方向もランダムに発生するクラックを、量産ラインで使用可能な、高速、高感度、非破壊で検出する方法を提供する。【構成】 本発明は、試料表面の亀裂に液を浸透させ、亀裂に浸透した液を抽出して亀裂を検出する浸透探傷法において、浸透液に表面張力、粘度は小で蒸気圧は大の揮発性溶媒で、且つ、FID検出感度の相対モル応答数の大きい溶媒を用い、この溶媒の中に試料を浸漬して表面の亀裂に該溶媒を浸透させ、試料を取り出してから表面を乾燥させて密封容器内に静置し、亀裂から気化析出する該溶媒の濃度をFIDで測定し、該測定値から亀裂の判断を行う。
請求項(抜粋):
揮発性溶媒に浸漬した後、乾燥した試料を密封容器内に静置し、密封容器の一端から不活性ガス又は乾燥空気を注入し、密封容器の他端に接続したガスクロマトグラフ法の検出器により流出する該不活性ガスまたは乾燥空気に含まれている揮発性溶媒の濃度を測定して、その時間積分値を求め、該積分値が予め設定した判断値と比較して、前記試料中の亀裂の有無を判断することを特徴とする亀裂検出方法。

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