特許
J-GLOBAL ID:200903091604417601

バースト復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-234752
公開番号(公開出願番号):特開平6-085859
出願日: 1992年09月02日
公開日(公表日): 1994年03月25日
要約:
【要約】【目的】 低速サンプルによる蓄積一括復調方式を採り、推定精度を下げないで負荷を軽減し高速伝送化に対処する。【構成】 デジタル位相変調バースト受信信号11から準同期検波器1で準同期検波したバーストモード変調波をアナログ/デジタル変換器2で標本化し量子化し、バッファメモリ3でバーストごとにすべて一旦蓄積したサンプル点データ信号12に対し、搬送波推定手段4で搬送波を推定し周波数と位相を補正したデータ信号13に補間タイミング生成手段5で演算を施しナイキスト点を推定し生成した補間タイミング情報14と15により、データ補正手段6で補正データ信号13に補間演算を施しナイキスト点データを推定し仮復調データ系列16と17を生成する。タイミング決定手段7で仮復調データ系列16と17それぞれのデータ振幅の絶対値または絶対2乗値をバーストごとに累積加算した値を比較判定し選択した復調データ系列18をデータ判定手段8で判定し復調データ信号19として出力する。
請求項(抜粋):
デジタル位相変調バースト受信信号から準同期検波をしたバーストモード変調波に標本化と量子化演算を施しバーストごとにすべてのサンプル点データ信号を一旦蓄積する、準同期検波器とアナログ/デジタル変換器およびバッファメモリと、バッファメモリから前記サンプル点データ信号の最適位相点を抽出して復調データ信号を判定し出力するデジタル信号処理形復調器とを備えるバースト復調装置において、前記デジタル信号処理形復調器で前記バッファメモリからのサンプル点データ信号に対し、そのデータ系列から搬送波を推定しデータの周波数と位相を補正する搬送波推定手段と、搬送波推定手段からの前記補正データ信号に演算を施してナイキスト点を推定し複数の補間タイミング情報を生成する補間タイミング生成手段と、補間タイミング生成手段からの前記複数の補間タイミング情報で前記搬送波推定手段からの補正データ信号に補間演算を施してナイキスト点データを推定し複数の仮復調データ系列として生成するデータ補正手段と、データ補正手段からの前記複数の仮復調データ系列それぞれに対し、そのデータ振幅の絶対値または絶対2乗値の累積加算値を比較判定して復調データ系列を選択するタイミング決定手段と、タイミング決定手段から前記復調データ系列を判定し復調データ信号として出力するデータ判定手段とを設けることを特徴とするバースト復調装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-009235

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