コロナ帯電装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：高橋紘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-056336
公開番号（公開出願番号）：特開平5-216327
出願日： 1992年02月06日
公開日（公表日）： 1993年08月27日
要約：

【要約】【目的】コロナ帯電器とグリッド部材とを組み合わせ、それぞれの部材に所定の電圧を印加して、画像担持体の帯電を制御するコロナ帯電装置において、コロナ帯電器からの洩れ電流が、画像担持体に対して直接作用することを防止できるようにする。【構成】複数の鋸歯状の放電部材11......を用いるコロナ帯電器10に対して、感光体ベルト2との間にグリッド部材20を配置し、両部材に対して所定の電圧を印加して、画像担持体としての感光体ベルトに対して、一様に帯電させる機構を構成する。前記コロナ帯電器の前後の部分には、フランジ部材17、17aを突出させて設けているが、該コロナ帯電器10に対して、それよりも巾の広い受電部をグリッド部材に形成し、フランジ部材の端部18、18aよりも、端プレート23、23aを間隔Aだけ広く形成して、洩れ電流により感光体ベルトに黒すじ等が形成されることを防止できるようにしている。

請求項（抜粋）：

画像担持体に対して、帯電装置からの放電により一様な帯電を行わせ、該画像担持体に画像の書き込みを行って静電潜像を形成し、該静電潜像にトナーを付着させてトナー画像を形成するよう、電子写真方式を用いる画像形成装置において、前記帯電装置を、放電のための鋸歯状の電極を有するスコロトロン方式の装置として構成し、前記帯電装置を複数の放電電極と、各放電電極の間に配置するハウジング部材、および、両側の部分に配置するクランプ部材とから構成して、前記複数の放電電極を画像担持体の巾方向に対して直角な方向に平行に配置し、前記クランプ部材の側部にはフランジ部材を突出させて設けるとともに、前記放電電極と画像担持体との間にグリッド部材を配置し、該グリッド部材の両側に、フランジ部材と所定の間隔を介して端プレートを突出させて設け、前記グリッド部材の端プレートを、クランプ部材のフランジ部材の投映部分よりも長く形成することを特徴とするコロナ帯電装置。

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