特許
J-GLOBAL ID:200903091610567275

可飽和インダクタを用いたスイッチングパワーコンバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-120263
公開番号(公開出願番号):特開平6-284707
出願日: 1993年05月21日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ゼロ電流スイッチング形のスイッチングパワーコンバータに関する。【構成】 結合インダクタを有するゼロ電流スイッチングパワーコンバータであって、スイッチのターンオン後の最初の電流のゼロクロスタイミイングにスイッチをターンオフさせる半サイクルモードで動作してスイッチ両端に現われる負電圧を可飽和インダクタによって支える。このゼロ電流スイッチングパワーコンバータの回路定数が、コンバータキャパシタ及び可飽和インダクタの両端に現われる負のピーク電圧を比較的低いレベルにするように設定されこの可飽和インダクタの電圧-時間容量が選択されてインダクタによる回路ロス及び回路動作に与える影響を最小にする。かかるコンバータに用いられるスイッチの構成としては単方向スイッチとダイオードの並列回路が用いられる。
請求項(抜粋):
入力電圧源から前記入力電圧源の電圧より大なる負荷電圧にて電圧シンク負荷に電力を伝達するスイッチングパワーコンバータであって、少なくとも1つの結合インダクタを含む磁気回路と、可飽和インダクタと、前記入力電圧源、前記可飽和インダクタ及び前記結合インダクタの少なくとも第1巻線と直列回路を形成するスイッチと、前記スイッチ、前記可飽和インダクタ及び前記結合インダクタの少なくとも第2巻線と直列回路を形成し、前記磁気回路及び前記可飽和インダクタと協働して前記スイッチの閉成の後、前記スイッチを流れるスイッチ電流の正弦波成分の時間変動のための特性時定数を定める第1キャパシタと、前記磁気回路及び前記負荷の間に接続して前記負荷に向う電流が流れることを許容する第1単方向導電素子と、からなり、前記磁気回路が入力ポート、出力ポート及びシャントポートを有し、前記入力電圧源が前記入力ポート及び前記スイッチの一端の間に接続され、前記可飽和インダクタが前記スイッチの他端と前記シャントポートとの間に接続され、前記第1キャパシタが前記出力ポートと前記入力電圧源及び前記スイッチの接続点との間に接続され、前記第1単方向導電素子が前記出力ポートに接続されていることを特徴とするスイッチングパワーコンバータ。

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