特許
J-GLOBAL ID:200903091617389259

α-アルキルアクロレインの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-082041
公開番号(公開出願番号):特開平5-279286
出願日: 1992年04月03日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【構成】 プロピオンアルデヒド等のアルデヒドとホルムアルデヒドのマンニッヒ反応により対応するα-アルキルアクロレインを製造する方法において、触媒として一般式(III)R2-NH-R3 (III)(式中、R2およびR3はそれぞれ水素原子または炭素数1〜5のアルカノール基を示すか、またはR2とR3が一緒になって -CH2CH2OCH2CH2-となる基を示す。ただし、式中、R2およびR3は共に同時に水素原子であってはいけない。)で表わされる一級または二級のアルカノールアミンを用い、酸の共存下で、反応液性をpH3〜5に保った状態で反応させる。【効果】 触媒アミンの変質劣化が非常に起こりにくくなり、よって効率よく触媒のリサイクル使用が達成され、経済的価値の極めて高い技術を提供することができた。
請求項(抜粋):
一般式(I)R1-CH2-CHO (I)(式中、R1は水素原子または炭素数1〜10のアルキル基あるいはアリール基を示す。)で表わされるアルデヒドとホルムアルデヒドとを反応させて、一般式(II)H2C=C(R1)-CHO (II)(式中、R1は前記の意味を示す。)で表わされる対応するα-アルキルアクロレインを製造する方法において、触媒として一般式(III)R2-NH-R3 (III)(式中、R2およびR3はそれぞれ水素原子または炭素数1〜5のアルカノール基を示すか、またはR2とR3が一緒になって -CH2CH2OCH2CH2-となる基を示す。ただし、式中、R2およびR3は共に同時に水素原子であってはいけない。)で表わされる一級または二級のアルカノールアミンを用い、酸の共存下、反応液性をpH3〜5に保った状態で反応を実施することを特徴とするα-アルキルアクロレインの製造方法。
IPC (5件):
C07C 47/22 ,  B01J 31/02 102 ,  C07C 45/75 ,  C07C 47/21 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭57-150628
  • 特開昭58-188831
  • 特開平4-338355

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