特許
J-GLOBAL ID:200903091620390020

コルゲート管用継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 忠昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-310982
公開番号(公開出願番号):特開2000-130671
出願日: 1998年10月30日
公開日(公表日): 2000年05月12日
要約:
【要約】【課題】 リテーナの係合爪部を確実に縮小させてコルゲート管の谷部に係合させることができるコルゲート管用継手を提供すること。【解決手段】 接続孔10を有する継手本体2と、貫通孔42を有する締付部材4と、コルゲート管18に係合するリテーナ6とを具備し、継手本体2と締付部材4とが相互に螺合されるコルゲート管用継手。リテーナ6は、ベース部32及び複数個の係合爪部34を有する。複数個の係合爪部34は拡開、縮小自在であり、これら係合爪部34の外周面には板ばね31が装着され、板ばね31は、弾性変形して複数個の係合爪部34の拡開を許容し、弾性復元作用によってこれら係合爪部34を縮小する。
請求項(抜粋):
軸線方向に延びる接続孔を有する継手本体と、軸線方向に延びる貫通孔を有する締付部材と、前記締付部材の前記貫通孔を通して挿入されるコルゲート管に係合するリテーナとを具備し、前記継手本体と前記締付部材とが相互に螺合されるコルゲート管用継手であって、前記リテーナは、ベース部と、前記ベース部の一端部に周方向に間隔を置いて設けられた複数個の係合爪部とを有し、前記複数個の係合爪部は拡開、縮小自在であり、前記リテーナの前記複数個の係合爪部の外周面には環状弾性部材が装着され、前記環状弾性部材は、弾性変形して複数個の係合爪部の拡開を許容し、前記締付部材は、前記リテーナの前記ベース部又は前記複数個の係合爪部に作用する押圧部を有し、前記継手本体は、前記締付部材側に向いた肩部と、前記肩部に隣接して設けられ、前記リテーナの前記複数個の係合爪部が嵌まり込む嵌合内面とを有しており、前記コルゲート管を前記締付部材の前記貫通孔を通して挿入すると、前記リテーナの前記複数個の係合爪部は、前記環状弾性部材とともに拡開して前記コルゲート管の山部を乗越え、前記環状弾性部材の弾性復元作用によって、縮小して前記コルゲート管の谷部に係合し、前記締付部材を締付けると、前記締付部材の前記押圧部が前記リテーナの前記ベース部又は前記複数個の係合爪部に作用し、これによって、前記リテーナは前記継手本体に対して相対的に軸線方向に移動し、前記嵌合内面に嵌入することを特徴とするコルゲート管用継手。
IPC (2件):
F16L 33/00 ,  F16L 33/28
Fターム (1件):
3H017CA05

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