特許
J-GLOBAL ID:200903091621763440

プラズマ溶融炉及びその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 丈夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-156529
公開番号(公開出願番号):特開平11-002495
出願日: 1997年06月13日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 溶融処理能力を低下させることなく、炉から溢流する溶融スラグへの不完全溶融物の混入を防止して、均一且つ高品質の水砕スラグを得ることができるプラズマ溶融炉及びその運転方法を提供する。【解決手段】 炉1の運転開始時においては炉頂部1bから垂下させた主電極4とスタート電極5との間で、また運転開始後においては主電極4と炉底部1cに設けた炉底電極6との間で、夫々プラズマアーク放電させる。炉1内は、主電極4及びスタート電極5の先端部から不活性ガスCを噴出させることにより、還元性雰囲気に保持される。スタート電極5をその先端部が炉1内の溶融スラグB中に没入するガス吹き込み位置まで下降可能として、運転開始後においては、ガス吹き込み位置に位置させたスタート電極5の先端部から溶融スラグB中に不活性ガスCを吹き込むようにする。
請求項(抜粋):
炉の運転開始時においては炉頂部から垂下させた主電極とスタート電極との間で、また運転開始後においては主電極と炉底部に設けた炉底電極との間で、夫々プラズマアーク放電させることにより、炉内に供給された被溶融物を溶融処理させると共に、主電極及びスタート電極の先端部から不活性ガスを噴出させることにより、炉内を還元性雰囲気に保持させるように構成されたプラズマ溶融炉において、スタート電極をその先端部が炉内の溶融スラグ中に没入するガス吹き込み位置まで下降可能として、運転開始後においてガス吹き込み位置に位置させたスタート電極の先端部から溶融スラグ中に不活性ガスを吹き込みうるように構成したことを特徴とするプラズマ溶融炉。
IPC (3件):
F27D 11/08 ,  F23J 1/00 ,  F27B 3/08
FI (3件):
F27D 11/08 E ,  F23J 1/00 B ,  F27B 3/08

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